ファッション用語
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あ
- アーガイル(argyle)
一般にダイヤ柄と呼ばれている菱形のチェック柄のこと。スポーティな厚手素材の靴下やセーターによく使われている。 - アーキテクチャ(architecture)
"建築学、建築様式、建築物"の意。長方形、三角形、台形等、直線を多用した建築的・幾何学的な様相のこと。"アーキテクチャ・ライン"等と使う。"ジオメトリック"と同義。 - アース・シューズ(earth shoes)
ソールが普通の靴にくらべて逆、つまりかかとが低くつま先が高くなっているのが最大の特徴ある。これをはくと背骨が伸び、身体の具合がよくなることから「健康靴」の別称もある。もともとスウェーデンのアン・カルソー女史が創り出したものである。独特のソールだけを共通として、サンダルからブーツまでデザインの変化も多い。 - アーチド・カラー(arched collar)
衿が比較的堅めに仕上げられ、その開きがアーチ型をしたシャツのカラー。 - アーティフィシャル(artificial)
"人工の、人造の"の意。 - アーベン(urbane)
郊外サバーバン、田舎ローカルに対峙する言葉で「都会的」「洗練された」「上品な」と言う意味。 - アーミ・ルック(army look)
アーミーとは「陸軍の意味」軍隊の放出品、またはそれに似せて作った服で構成される形態をさす。ウォー・ルック。 - アーム・ホール(arm hole)
「袖ぐり」のこと。身頃にある袖を付けるための部分とその寸法をいう。 - アームサイ(armscye)
袖付け、袖ぐりの意味でアームホールの古い呼称である。サイス(草刈り鎌)に形が似ているところからこの名がある。高低によって袖のフィット感が変化する大切な部分である。 - アーリー・アメリカン(early American)
初期アメリカンの開拓時代における風俗、建築様式、流行などを言う。質実剛健の気風が特徴でファッショにおいては素朴な農民服や昔風のウエスタン・ルックがイメージされる。 - アール・デコ(art deco)
1920年代に起こった芸術様式。ジオメトリック・パターンを中心とした配色、柄を特徴としている。それまでのアール・ヌーボと性格を異にするものとして注目され、何度もリバイバルしている。 - アール・ヌーボ(art nouveau)
1890年代から20世紀初めにかけて流行した美術様式のこと。最初、フランス、ベルギーをと中心に生まれ、主として建築、工芸のデザインに採り入れられた。ファッションに与えた影響も大きい。 - アイ・エー・シー・ディ(IACD)
インターナショナル・アソシエーション・オブ・クロージング・デザイナーズ(International Associations of Clothing Designers)の略称、国際衣服デザイナー協会のことで、アメリカを中心とした既製服メーカーの所属デザイナー達によって構成されている。 - アイ・ダブル・エス(IWS)
「国際羊毛事務局」の略称。1937年創立。本部はロンドンに置かれ、日本など世界30数ヶ国に支部がある。 1964年にスタートしたウールの品質を保証する「ウール・マーク」はIWSの活動の一環である。日本では1997年から現在の、ザ・ウールマーク・カンパニー(The Woolmark Company)にとして活動している。 - アイゼンハワー・ジャケット(Eisenhower jacket)
アメリカ陸軍の制服として第2次世界大戦から採用されたウェスト丈の短い上着。アイク・ジャケットの別称がある。 - アイテム(item)
「個条・種目」などの意味で、ファッション用語として使う場合は特定の衣服の種類、またこれ以上細分化する必要のない最小品目をさす。 - アイビー(Ivy)
アイビー・リーグ・モデルの略称。またアイビー調といった意味で広く使われる。 - アイビー・シャツ(Ivy shirt)
アイビー調の服装に多く使われるシャツ。衿はロング・ポイントのボタン・ダウン・カラー。前合わせはフロント・パネル・バックで衿の中央にボタンが付いている。スリムな仕立てでバックのセンター・プリーツはボックス・プリーツになっている場合が多い。生地はオックスフォード・クロスを主に使う。 - アイビー・スラックス(Ivy slaks)
アイビー調のルックスに見られるスラックスの総称。多くはパイプド・ステム、ストレート・ハンギングと呼ばれる直線的なシルエットを持つ。本格的なものは尻ポケットに角型のフラップ・アンド・ボタン・ダウン・ポケット、バック・ストラップが付き、前はプリーツなしのプレーンなスタイルとなる。 - アイビー・ホールド(Ivy fold)
ポケッチーフの飾りかたの一種。折りたたまずに、全体にふわっとした感じで角をさし込む。無造作で曲線的な味が特徴。特にアイビールックに限った飾りかたではなく、イギリスやヨーロッパでも古くから行われでいる。別名パッフド・スタイルともいう。 - アイビー・リーグ・モデル(Ivy league model)
アイビー・リーグとはアメリカ東部の有名8大学(エール、ブラウン、コロンビア、コーネル、ダートマス、ハーバード、ペンシルベニア、プリンストン)で結成されているアメリカン・フットボール・リーグのこと。これらの大学の学生や卒業生はアイビー・リーガーと呼ばれ、アメリカ社会のエリートを占めている。本来はアイビー・リーガー達好んで着ていた背広型であったが1955年IACDが流行スタイルとして発表した当時から、アメリカで大流行した背広型のひとつとなった。日本でも1960年頃から人気を集め、「アイビー族」まで結成された。 - アイリッシュ・ツイード(Irish tweed)
アイルランドを原産とするツイードの総称。ドニゴル・ツイードなどが有名である。 - アイレット(eyelet)
鳩目のこと。金具で縁を飾った靴紐を通す穴やベルト穴のこと。また、それに付ける輪状の金具のことも意味する。 - アイレット・カラー(eyelet collar)
アイレットは「鳩目」の意味。ピンホール・カラーの別名。 - アヴァンギャルド(avant-garde(仏語))
"前衛、先駆け、革新的"の意。特に第1次世界大戦の頃起こった自然主義否定の"アブストラクト(抽象主義)"、"シュール・レアリズム(超現実主義)"。大胆且つ独創的なデザイン。 - アウター(outer)
主としてアウターウェアの略。外側に着る衣服の総称。 - アウター・ウエア(outer wear)
一番外側に着られる衣服の総称。またアウター・セーターのように本来内側に着られたものが、デザイン・素材の変化により外側にも着られるようになったものもいう。対して内側に着られる衣服を - アウター・カラー・ルック(outer collar look)
シャツの衿をジャケットなどの上に出して着る着こなしのテクニック。ヨーロッパ調の雰囲気が強いものである。 - アウター・コート(outer coat)
コートと同じ意味だが、特に外側に着ることを強調して使う。コートにはジャケットの意味が含まれるところから、こうした用語が生まれた。 - アウター・ベルト(outer belt)
衣服の上から、装飾を目的として付けられるベルトの総称。ごくプレーンなものから、金属飾りやビーズ飾りなどをアクセントとした豪華なスーパー・ワイド・ベルトまでデザインの変化と種類が多い。 - アウト・ポケット(out pocket)
セットイン・ポケットに対して、はりつけポケットのこと。パッチ・ポケットともをいう。インナー・ポケット( inner pocket (内ポケット))に対して、外側に付けれるポケットの総称としても使われる。 - アクション・プリーツ(action pleat)
ノーフォーク型のジャケットやジャンパー、ユニフォームのジャケットによく見られる、動作を楽にするために、袖の後ろの部分や、背中の中央にとられた機能的なプリーツ(ヒダ)のことである。 - アクセサリー(accessory)
背広を着るために必要な付属品の総称。帽子、マフラー、スカーフ、ネクタイ、ハンカチーフ、シャツ、ジュエリー、ベルト、靴下、靴などのほか、メガネ、時計までも含めていう。この言葉は主にイギリスで使われ、アメリカではファーニシングという場合が多い。 - アクセソワリスト(accesoiriste(仏語))
ショーや雑誌撮影等でアクセサリーを専門に扱うスタイリスト。 - アクセント・カラー(accent color)
全体のルックスに変化を出し、新鮮な効果を生み出すために使われる強調色のこと。ダーク・スーツのポケットッチーフに黄や赤などをあしらうこともこれの効果的な配色方法である。 - アクティブ・スポーツ・ウエア(acive sports wear)
俗に「運道着」と呼ばれるものの総称。ファッションとして用いる場合は、実際のスポーツに使われる衣料をそのまま街や郊外で着こなすことに意味がある。一般人のスポーツ・ウエア、ゴルフ・ウエア、アメリカン・フットボールのユニフォームなどがその代表的なものとなっている。 - アグレッシブ(aggressive)
"攻撃的な、積極的な"の意。"アヴァンギャルド"、"アドバンスド"に近い意味があるほか、従来の枠組に対抗しようとする姿勢も表す。 - アコーディオン・プリーツ(accordion pleat)
アコーディオンの蛇腹に見られるような、折りたたみのヒダ。スポーティなシャツやジャケットのポケット、スカートなどにみられる。 - アコーディオン・ポケット(accordion pocket)
楽器のアコーディオンの胴に見られるような「たたみヒダ」を付けたポケットのこと。このヒダをアコーディオン・プリーツと呼ぶ。カーゴ・パンツなどのポケットに見られる、大きくて機能的なものである。 - アジャスト・タブ(adjust tab)
調節用の持ち出し。ベルトレス・スラックスやジャンパーの裾などによく付けられサイズの調節と装飾をかねたものが多い。 - アシンメトリー(asymmetry)
"非対称、左右不均整"。"シンメトリー(対称、左右均衡)"の対義語。"アシメトリー"ともいう。 - アシンメトリック(asymmetric)
不均衡の、不釣り合いの、といった意味でファッション用語としては左右対称でないデザインに使う。 - アスコット(ascot)
アスコットとはイングランド、アスコット・ヒースの王室所有競馬場の名称。この場所で貴族たちがモーニングに幅広のネクタイを付けたことが、アスコット・タイの名称の始まりになった。礼装用のネクタイとして使用される。また同型でさまざまの色柄を使ったものは、カジュアルなアクセサリーとして - アスコット・シャツ(ascot shirt)
アスコット・タイが最初から組み合わされたシャツ。多くはトラディショナル・ルックの重要な部分を占めている。 - アストラカン(astrakhan)
巻毛状の毛玉をもった表面の、厚手の織物またはニットのこと。もとはソ連のアストラカン地方で産出する羊の毛皮のことであった。現在ではこれに似たものを含めて総称している。主に防寒用のコート地として使われている。 - アスレティック・シャツ(athletic shirt)
下着の一種でランニング・シャツのこと。クラシックなイギリス型のものは肩の部分が広く衿がつまっている。逆にファッション下着と呼ばれるものはごく細い紐状になり、ネック・ラインも深くえぐられたものが多い。一年を通して用いられる、代表的な男の下着である。 - アスレティック・スポーツ・ルック(athletic sports look)
アスレティック・スポーツ(運動競技)用の服装をアレンジ、またはそのまま採り入れたファッションのこと。特にゴルフ、サッカー、パトミントン、テニスなどのそれをいうことが多い。 - アセテート(acetate)
半合成繊維の一種。パルプを主原料にしたもので美しく、しなやかなところから「美の繊維」ともよばれる。半合成繊維(再生繊維を薬品加工したもの)は、このほかにトリアセテート、プロミックスがある。 - アタッチド・カラー(attached collar)
礼装用のフォーマル・シャツに使われる、身頃から取り外しの出来るカラー。 - アダルト(adult)
「成人した」「大人の」「成長した」などの意味。 - アッシ(厚司)
アイヌ独特の民族服。または大阪特産の丈夫な厚手綿布のこと。刺子(さしこ)と並んで日本的な味の濃い素材である。 - アップホルスタリー(up-holstery material)
アップホルスタリーとは「室内装飾品」のこと。ベッド・カバー、椅子カバー、カーテン地、ソファー地などをマテリアル(衣料素材)として使う場合に用いる。インテリア素材とよばれることもある。 - アドミラルティ・クロス(admiralty clot)
アメリカ海軍用として使われるメルトン地アドミラルティは「海軍本部」の意味である。 - アニマル・パターン(animal pattern)
動物模様のこと。動物の毛皮に見られる独特の模様をイミテーション・ファーやその他の素材にあしらって表現する。代表的なものにヒョウ、トラ、ピューマ等があげられる。図案的なズー・パターンとは名称が似ているが、まったく異なる柄である。 - アニマル・ファイバー(animal fiber)
動物繊維。羊毛、山羊毛、モヘアなどの獣毛繊維と絹繊維など動物から作られる繊維の総称である。 - アノラック(anorak)
フード付きにした防風衣の総称。登山、スキー、ヨットなどのスボーツ用衣料として広く用いられる。 - アパッシュ(apache)
スカーフに似たネッカチーフの一種。多くはネクタイのような結び方をして首に直接巻き付ける。もともとの意味フランス語で「都会の与太者」のことである。1965年頃、パリのモンマルトル周辺の「アパッシュ」たちの服装から流行したものである。 - アバディーン・ソックス(Aberdeen socks)
スコットランドで作られたスポーツ・ウエア向きの靴下の一種。無地またはミクスチェアのものが多く、ごく太い糸で編まれている。ちなみにアバディーンとはスコットランド東部の州であり、その首都である。 - アパレル(apparel)
衣服(ウエア)の古語。雅語。服装、装いを広く意味する言葉だが、最近では「服飾産業」の名前に変って「アパレル産業」「アパレル企業」というように使われることが多い。似たような言葉にガーメントがあげられる。 - アパレル(apparel)
端的には"既製服"。特にいわゆる既製服業界やアパレルメーカーを指すことが多い。アパレルメーカーとは、既製服を企画・デザイン・生産し、小売店に卸すまでを行なう業種のこと。 - アフガン・コート(Afghan coat)
アフガニスタンの民族衣装の一種。毛足の長い粗いタッチの毛皮と、黄、赤、青などのカラフルなアフガン模様を特徴としたロング・コート。毛皮は裏地に張られ表にまであしらわれている。洒落た防寒コートとしては最適だが、独特の臭いが気になる。同じデザインで「アフガン・ベスト」もある。「アフガニスタン・コート」とも呼ばれる。 - アブストラクト・パターン(abstract pattern)
抽象的な発想でデザインされたバターン(柄)の総称。 - アフター・シックス(after six)
午後六時以降に着る礼装の総称。タキシード、イブニング・コートなどの他、ドレッシーな服装全般を含めて呼ばれる。 - アフリカン・プリント(African print)
アフリカ原住民の衣装に見られるエキゾチックな色柄をプリントした生地、またその模様。スポーツ・ウエアによく使われる。この柄は「アフロ・パターン」とも呼ばれる。 - アポロ・キャップ(apollo cap)
フェルトで出来たひさしの長い丸帽。主として赤を用い、ひさしに黄色いレタリングがほどこされる。アポロ宇宙船基地の従業員たちが用いたことから流行したもの。 - あまぶたかくし(雨蓋隠し)
フラップ・ポケットのこと。雨蓋(フラップ)の付いた隠し(ポケット)の意。外来の服飾用語を日本語に直した言葉のなかでも秀逸なものである。 - アムンゼン(Amundsen)
梨地織(表面にちりめんのようなシボリを特徴とする織り方)の生地のひとつ。ハンカチーフなどに用いられるほか、スーツ素材としても使われる。 - アメリカン・カジュアル(American casual)
アメリカ調のカジュアル・ルックの総称。たとえばアイビー・スタイルに見られる。明るく解放的なカジュアル・ウエアをさす。 - アメリカン・カジュアル(American Casual)
全体的に若々しく開放的な感じのアメリカを感じさせるスタイル。略して"アメカジ"。"ヨーロピアン・カジュアル"と対比される。 - アメリカン・トラディッショナル(Ameican traditional)
アメリカ東部で培われた伝統的な服装の総称。トラディッショナル・ルック、また単にトラッドの名前でも呼ばれる。 - アメリカン・ナチュラル(American natural)
IACDが1950年に発表した背広の型。肩がナチュラル・ショルダー、シングル・ブレスレットで2個、または3個ボタン、全体にスリムなシルエットが特徴。'50年代、'60年代のアメリカと日本の背広に大きな影響を与えた。 - アメリカン・ノスタルジア(American nostalgia)
古くは'20年から'30年代のハリウッド映画、その後は50年から60年代のヤングマン・ルックまで、アメリカにおける郷愁を感じさせるものの総称。服装に限らず、風俗全般を意味する事が多い。 - アラスカン・コート(Alaskan coat)
アラスカン・シールスキン(アラスカ産のオットセイの毛皮)で作られたコートのこと。また、その毛皮に似た生地、たとえばまだら模様のダーク・ブラウンのベルベットなどで作られたものも、この名称で呼ぶ。以上は本格的なアラスカン・コートだが、一般的には部分部分にファー(毛皮)をあしらった防寒用コートを意味することが多い。「ファー・トリミング・フード」毛皮が付けられたフード、などがある。 - アラン・セーター(Aran sweater)
アイルランドの西にあるアラン島原産のフィッシャーマンズ・セーターの一種。漁夫の防水防寒のために脱脂しない素朴な糸を使い、それぞれの家をあらわす柄を手織りで編み込む。一般的になったフィッシャマンズ・セーターの原形である。これらの地方で織られたセーターを俗にアイリッシュ・セーターと呼ぶ。 - アルスター・コート(ulster coat)
トレンチ・コートの原形ともされたダブル・ブレステッドでベルト付きとした丈の長いコート。本格的なそれは「アルスター」と呼ばれる厚手のコート地が使われる。このコートの襟型を、「アルスター・カラー」といい、他にも多く使われている。 - アルスター・レット(ulster let)
アルスター・コートまがいのコートの意味。アルスター・コートをやや簡便にし、軽快感を強調したものである。前合せは深いダブル・ブレステッド、衿はアルスター・カラーと同じだが、バック・ベルトが付くのと、丈が多少短いという違いがみられる。「アメリカン・トレンチ」の別称もある。 - アルパカ(alpaca)
南米ペルー産の山羊の一種、アルパカまたはラマ(リャマ)の毛を原料とするすべりのよい薄手生地。高級裏地として多く用いられる。 - アロハ・シャツ(aloha shirt)
ハワイを原産地とする派手なプリントのスポーツ・シャツ。このプリントは特にハワイアン・プリントと呼ばれている。衿はオープン・カラー、裾はスクエアー・カット(フロント)でハワイでは昼夜の別なく着られる一種の万能ウエアとされている。見頃をしぼったニュー・アロハ・シャツもある。 - アン・スーツ(un suits)
アンコンストラクテッド・スーツまたはアンコンストラクチュアード・スーツの略。つまり「無構造スーツ」の端的な呼称で、他にイージー・スーツのいい方もある。 - アンクル・ブーツ(ankle boots)
アンクル(くるぶし)までの深さのブーツ。 - アンクル・レングス(anklle length)
アンクル(くるぶし)までの丈の長さをいう。マキシ・コートの丈の長さ位である。 - アングルド・ボトム(angled bottom)
アングルは「角度をつける」こと、スラックスの裾を、アングルして後ろへ斜め下げにしたもの。モーニング・コートのズボン裾がこの形をしているところから「モーニング・カット」の俗称がある。 - アンクレット(anklet)
靴下の一種で足首までの短いソックスをさす。また足首に飾る輪になったアクセサリーのことも意味する。 - アンゴラ(angora)
アンゴラ山羊やアンゴラうさぎからとれる毛で作られる。それだけでまた混紡してもちいられ、ごく柔らかでなめらかなタッチが特徴の素材である。原産地トルコの首都の名からこの名称がある。 - アンコンストラクテッド・スーツ(unconstructed suits)
「無構造服」と訳される。アンは否定、打ち消しの意味の接頭語。コンストラクテッドは「組み立てられた」の意味。つまりこれまでの背広の絶対必要条件とされていた裏地、芯地、パットなどを極力省略、またはまったく無視して仕立てられた、スーツの名称である。略してアン・スーツとも呼ぶ。 - アンサンブル(unsemble)
フランス語で「統一、調和、一緒に」などを意味し、調和のとれた組み合わせのスタイルや色柄を総称する。コーディネートのほうが新しい。 - アンダー・ウエア(under wear)
下着の総称。アウター・ウエアに対して一番下側に着られる衣料全般をさす。女性用のそれは「ランジェリー、ファンデーション」など多岐にわたるが、男性の場合はathleticshirtアスレティック・シャツ、Tシャツ、ブリーフなど実用的なものに限られている。 - アンダー・シャツ(under shirt)
下着または肌着用の総称。アスレティック・シャツ、Tシャツ、クレープ・シャツなど一般的なものと運動競技用のそれに区別できる。この頃はアウター・ウエアとして着る事がひとつのファッションになっている。 - アンダー・ノット(under knot)
ネクタイの結び方の一種。ネクタイを結んだときに、ちょうど結び目の下(アンダー)に柄がでるようにする。 - アンティック・レザー(antique leather)
アンティックとは「古代の、古代風の」といった意味。特殊な染色剤を使って、特に表面を古代風の独特な柄や色彩やシミを染め出した革の事。ファッションぽい靴などに使われている。 - アンテロープ(ntelope)
かもしか革。スエード加工してビロード風の光沢と感触をもてせた柔らかな革で、ベルトや靴などのほか多くの用途がある。 - アンノンぞく(アンノン族)
若い女性向けのファッション雑誌「アンアン」と「ノンノ」に強く影響を受けたかのように見受けられる女の子たちに、マスコミが与えた俗称。 - アンマッチド・スーツ(un-matchdsuit)
必ずしもジャケット、スラックス、またはベストが共地、共柄で構成されないスーツをさす言葉。ミックスド・アンサンブルということもある。
い
- イージ・オーダー(easy order)
すでに決められたパターン(型紙)が用意され、注文主のサイズ、デザインの好みにあてはめて作られる背広の仕立て方。注文服と既製服の中間に位置する存在といえるが既製服のニュアンスのほうに近い。 - イージー・スーツ(easy suit)
アンコンストラクテッド・スーツのこと。非常にカジュアル・ライクで軽い感覚をもつところから、こう呼ばれる。 - イージーパンツ(easy pants)
イージーな、つまりは楽なパンツの意。折り目のないゆったりしたシルエット、深い股下で、ウェスト部はゴムや紐で締めるようになっている。 - イートン・ジャケット(Etonjacket)
イギリスの有名な学校「イートン・カレッジ」の制服として用いられる丈の短いジャケットのこと。ごくオーソドックスなオッド・ジャケットのウエストから下を切り落とした感じである。また制帽として用いられたものはイートン・キャップとよばれる。 - イタリアン・カジュアル(和製英語)
イタリア調のカジュアル・ファッションの意。略して"イタカジ"。以前は、ヨーロピアン・カジュアルのうち、明るいスポーティなカジュアル・ウェアを指したが、最近ではエレガントで軽やかな大人のカジュアル・ファッションをも指すようになり、多様化している。 - イタリアン・カラー(Italian collar)
シャツの衿腰がなく、一枚裁ちの衿で、そのまま縫い目がなく、前立てにつながっている。 - イタリアン・コンチネンタル(Italian continental)
コンチネンタル・モデルの中で特にイタリア調のものをさす言葉。カスタム・テーラーの多いイタリアだけに、テーラードで、ディテールに凝ったものが多い。 - いちまつもよう(市松模様)
グランプリ・カー・レースのチェッカー・フラッグにみられる柄。四角いタイルのような形を2色入れ替えで配列した格子柄のこと。「元禄模様」(チェスボード・チェック)の別称がある。 - イノセント(innocent)
"清潔な、無邪気な、純真な"の意。純真な少女をイメージした女学生風の作風。 - イブニング・コート(evening coat)
燕尾服のこと。正確にはフォーマル・イブニング・コートである。 - イヤーラウンド(year-round)
「一年中」の意味。つまりシーズンを問わず年間を通して着られることをいう。イヤーラウンド・スーツ、イヤーラウンド・ジャケットという具合に使う。 - イリデッセント(iridescent)
「玉虫調」の意味。光の具合によってギラッと輝くような効果をもった生地のこともさす。コンテンポラリ・モデルの背広によく使われる。「虹色」の意味もある。 - イン・アンド・アウター(in-and-outer)
裾が水平にカットされ、短いサイド・ベンツを特徴としたスポーツ・シャツの一種。多くは短袖のシャツ・スタイルでニットまたは織物で作られる。スラックスの外に出しても、中に入れても着られるところからこの名称がある。 - イングリッシュ・ドレープ(English-drape)
1930年代から1940年代の初めにかけて、メンズ・ファッションの主流となった流行型である。最初ロンドンに生まれたそれは肩幅が広く胸にできるだけゆとり(ドレープ)をもたせ、袖山を大きく作って袖付け部分にくぼみが出来るほどの極端なボールド・ルックだった。1920年代までの、スリムなシルエットに代わるそれは新鮮な感動を与え、その後の背広型に大きな影響を残した。 - インサイド・アウト(inside out)
衣服の裏地を敢えて表に見せる手法。 - インター・カラー(inter color)
イギリス、アメリカ、フランスなど10数ヶ国で構成される「国際流行色委員会」から発表される国際的な流行色のこと。委員会は毎年2回パリで開かれ、およそ1年半先の流行色予測の討議を行う。会議の結果、決定された色を「インター・カラー」とするわけである。 - インディア・マドラス(India madras)
インドのマドラス地方で出来る平織りコットン地にみられる、多色使いの不規則な大型の格子柄。この柄を織りやプリントで出したコットン地を「インディア・マドラス地」ともいう。この布地で作られた格子柄のないものを「ソリッド・マドラス」と呼ぶ。夏のスポーツ・ウエア、特にアイビー調のウエアに好んで使われる柄となっている。単に「マドラス・チェック」ともいう。 - インディアン・ジュエリー(Indian Jewely)
アメリカン・インディアンの手作りになる装飾品をいう。青いターニッシュ・ストーンtarnish stone(加工して傷付けた)とシルパー・メタルを特徴としたもので、着飾り、ブレスレット、ゆぴ輪、ワイド・ベルト用の飾りバックルなど、精密な彫刻をほどこし骨董品的な味をもつ。インディアン・フォーク・アクセサリーともいう。 - インディーズ(indies)
"独立した、自由な"を意味する"インディペンデント(independent)"の略。"インディペンデント・レーベルズ(independent labeles)"。ファッション業界では、大量生産を好まず自分の作りたいものだけを作る無所属の若手デザイナー、あるいは彼らの提案するスタイル一般を指す。 - インディゴ(indigo)
藍からとれる青色染料または顔料。独特の深みをおびたブルーはインディゴ・ブルーと呼び、デニムの染色に多く使われる。これはジーンズの代名詞とされる色だが、もともとは虫除け用として染められたものである。また、ガラガラ蛇が嫌う色であるともいわれる。 - インナー・ベルト(inner belt)
シャツがまくれ上がらないように、スラックスのウエスト・バンドの内側に付ける布帯。多少の伸縮性があり表面感がざらついている。また前記の機能のために、スラックスの中にしめるゴム・ベルトのこともさしていう。インサイド・ベルトの別名がある。 - インパーテッド・ベント(inverted vent)
折り目を入れずに、たたみヒダにしたベント(馬乗り)のこと。インパーテッド・プリーツinverted plewtsともいう。 - インバネス(inverness)
「トンビ」「二重まわし」と呼ばれる。一重になったケープのこと。内側は身頃だけで丈が長く、外側は全体をおおう形の、丈の短いもので構成されている。スコットランドのインパネス港に因んだ語源。日本では明治20年(1887年)前後、和装用の外套として考案された頃に流行し、その形状から「トンビ」の俗称が生まれた。 - インフォーマル・ウエア(informal wear)
インフォーマルとは「公式でない」の意味。略礼服のことである。モーニング・コート、イブニング・コートなど、もっとも正式なフォーマル・ウエアに対して用い、ブラック・スーツなどをさす。
う
- ヴァンプ(vamp)
靴の爪先革のこと。つまり爪先の飾り革部分トウ・キャップと腰部分クォーターの間の部分をいう。これらの部分がない形のものは、一続きで作られ、ワンピース・ヴァンプと呼ぶ。 - ヴィ・ネック(Vーneck)
ネック・ラインのひとつで、首元がV字形にくれているもの。単純な型のほかにクロス・オーバー・Vネック(下部で重なっているもの)、ディープ・Vネック(開きの深いもの)、スモール・Vネック(開きの小さいもので、ハイ・Vネックともいう)などがある。。 - ウイークエンド・スーツ(weekend suit)
週末(ウィークエンド)に着られることを目的としたスーツの総称。レジャー・ライフにマッチするよう、スポーティでくつろいだ感覚が特徴。週休二日制の本格的な時代を迎え、大いに用途が期待されるスーツ・アイテムである。 - ウィッグ(wig)
「かつら」のこと。18世紀を中心として男性の間にも装飾的なかつらが多く用いられたが、現在のそれは実用的な面が多い。 - ウィップ・コード(whip cord)
畝変りの綾織地をいう。畝幅はごく狭いものから3mm位までの種類がある。また、これをコットン、シルク、合成繊維などと混紡したものは、カバートcovertと呼ばれ、日本では俗にカルゼkerseyという。 - ウイング・カラー(wing collar)
礼服に使われる。全体が立って、衿先だけが折り返っているもの。立ち衿ともいい、アスコットなどを付けるのに適している。 - ウイング・チップ(wing tip)
靴のチップ(爪先)に、打抜き飾りや縫い目飾りで翼の形を出したもの。俗称「おかめ」といい、トラディショナル調の服装に合う靴飾りとして欠かすことができない - ウインザー(Windsor)
プリンス・オブ・ウェールズ・エドワード8世のことで、1920年代から1940年代のファッションに大きな影響を与えた人物として知られる。ウインザー卿が一般化させたものにはタッブ・カラー、タイ・スナップ、ブリム・ハット、ウインザー・ノット・タイ、ブラウンのバックスキン・シューズ、フェア・アイル・セーターなど多岐にわたっている。 - ウインザー・カラー(Windsor collar)
シャツの衿型の一種で、ワイド・スプレッド・カラーの別称。ウインザー卿によってよく着られたことからこの名称がある。 - ウインザー・ノット(windsor knot)
ネクタイの結び方の一種。ノット(結び目)がもっとも大きくなる方法。プレーン・ノットに比べて、輪を両側に2個つくって結ぶところから、この独特の型が出来る。ウインザー公が好んで用いたところからこの名称が生まれたという。ワイド・スプレッド・カラーと相性がよい。 - ウインド・ブレーカー(windbreaker)
「防風衣」のこと。野球その他のスポーツ選手がユニフォームの上にはおるジャンパー・タイプのジャケットのこと。またゴルフ場などで風雨をさけるためにも使われる。目のつんだナイロン、コットンなどが素材に使われ、衿と袖口にはニットをあしらって機能性第一に考えられたものが多い。 - ウインドーペーン(windowpane)
窓わく格子のこと。西洋のそれに見られるタテに長い長方形の連続模様である。クラシック・パターンのひとつ。 - ウーステッド(worsted)
「梳毛」のこと。梳毛糸(ウーステッド・ヤーン)で織った織物の総称。原毛の段階で梳られた長くて細い、なめらかな感触をもつ糸(長繊維)で織られている。ビジネス・スーツのもっとも一般的な生地である。ウーステッドという名称はイギリス・ノーホーク地方の町の名前に因んでいる。特徴としては、織目がはっきり出ること、腰が強くてシワに為りにくいこと、張りがあることである。 - ウーステッド・ファブリック(worsted fabric)
ウーステッドを原料とする織物の総称。織り、柄の変化が多く、丈夫でカチッとしているところからドレスアップ感覚、シティの雰囲気にマッチしてもっとも使い道の広いメンズ素材とされている。使われる色糸の数によって3つ杢(もく)、4つ杢ウーステッドと呼ばれたり、起毛することによってミドル・ウーステッド、織りの状態によってマット・ウーステッド、毛羽を残したアン・フィニッシュド・ウーステッドなど変化と種類も多い。 - ウーステッド・フラノ(worsted flannel)
ウーステッドを原料に作られたフラノのこと。フラノは紡毛から作られるので、特にこの名称で呼ばれる。「フラノ」ともいうことがある。 - ウール・タイ(wool tie)
ウールを素材としたネクタイの総称。ネクタイの素材の多くはシルクやシルクと合成繊維の混紡を錫増量加工して使われ、主にビジネス向きとされるが、カジュアルな雰囲気を出すにはウール・タイが最適である。カントリー・ライクな服装にはツイードなどのネクタイが多く使われる。また薄手タイプのそれも数多い。 - ウーレン・ファブリック(woolen fabric)
ウーレンとは「紡毛」のこと。原毛段階で梳られた時、機械に落とされた太く短い、ケバだった糸(短繊維)で織られたものをウーレン(紡毛)と呼んでいる。ウーレン・ファブリックはこうした紡毛を原料に作られた織物の総称である。ザックリしたラフな感覚でスポーティー、またカントリー・ライクな衣服の材料とされている。代表的なものにツイード、フラノがある。 - ウエスキット(weskit)
三つ揃いの紳士服のベストのこと。ウェストまでの丈の袖なしの上着である"ウェストコート(waistcoat)"が転化したもの。 - ウエスタン・ジャケット(western jacket)
スエードで作られ、長いフリンジ(房飾り)を特徴とするジャケットのこと。よくアメリカ西部のカーボーイたちに着られるもの。 - ウエスタン・シャツ(western shirt)
アメリカ西部でカーボーイたちによく着られたシャツ。ファンシーなディテール・デザインを特徴とし、たとえば山型のヨーク、切り替えを変えたカフス、W型のポケット・フラップなどが見られ、厚手の生地が用いられる。ドット・ボタン(鋲状の打ちつけボタン)をアクセントにしている。 - ウエスタン・ブーツ(western boots)
アメリカ西部の服装に見られるロング・ブーツのこと。独特の装飾をほどこし、乗馬用の機能も十分に考えられている。カウボーイ・ブーツともいう。 - ウエスト・コンシャス(waist conscious)
ウエスト(腰)の自然な細身を意識した服作りを目指すスタイルのこと。"ボディー・コンシャス(ボディコン)"と同旨。 - ウエスト・バンド(waist band)
スラックスのウエスト部分に付けられた共地の部分。帯付き、切り替えしともいう。 - ウエッジ・ヒール(wedge heel)
くさび型のヒール(かかと)で、船底型とも呼ばれ、かかとから足先までひとつづきになったタイプで靴底が床に接地する感じのもの。1970年代に流行し、2005年ごろからウェッジ・ソールの名でまた流行している。 - ウェディングドレス(wedding dress)
ウェドwed=マリーmarryから来ています。ともに結婚を意味する言葉で、現在ではマリーが主流です。古くは幸福を呼ぶ色として青を用いたこともあるようですが、現在では、白が定番となっています。丈はロングばかりではなく最近はニーレングスなどの短いドレスもあるようです。 - ウエリントン・ブーツ(Wellington boots)
膝上までの深さのある、柔らかなレザー・ブーツ。半分の深さのものはハーフ・ウエリントンと呼ばれる。ファッションに影響を与えた人物として有名な、ウエリントン公爵1世(1769-1852年)に因んだもの。 - ウエルテッド・ポケット(welted pocket)
へり飾りの当て布を付けたポケットのこと。背広の胸ポケットがこれにあたる。ウエルトとは「へり飾り」のこと。ウエルト・ポケット、箱ポケットともいう。 - ウォー・ルック(war look)
ウォーとはもちろん「戦争」の意味。広く戦争時、軍服に見られる服装の事だが、これを一般の人がカジュアルに着こなすところに面白味がある。アーミー・ルックと同義。 - ウォーキング・ショーツ(walking shorts)
膝上までの長さのショート・パンツ。散歩用に適しているためこの名前で呼ばれる。 - ウォーキング・スーツ(walking suit)
散歩用として19世紀に主にイギリスで着られたスーツのこと。原形は、ウエストが細くつまり、モモくらいまでの丈があり衿元が詰まった形となっている。 - ウォーキング・フロック・スーツ(walking frock suit)
1900年代に流行したスーツのひとつで、おおむね3個ボタンとしたカッターウェー・コート(モーニング)に共地のウエストコートと脚にぴったりフィットしたトラウザーズを合わせたスタイルになっている。 - ウォーター・プルーフ(water proof)
「防水」の意味。防水加工したものの総称。加工の方法によって「耐水」「撥水」「疎水」などの種類がある。なかでもスコッチ・ガードは有名で、これはアメリカの3M社の特許である。 - ウォール・ペーパー・パターン(wall paper pattern)
ウォール・ペーパーとは「壁紙」のこと。クラシックな壁紙に見られるような「唐草模様風」「ゴブラン織風」「エッチング画風」の模様を総称していう。 - ウォッシュド・アウト・ジーンズ(washed-out jeans)
ウォッシュド・アウトは「洗いざらしの、色のさめた」の意味。インディゴ・ブルーを5回ほど水洗いした感じのジーンズをいう。ブリーチド・ジーンズとインディゴ・ブルーの中間の感覚を狙って作られたもの。フェイド・アウト・ジーンズと同義。 - ウオモ(uomo(伊語))
イタリア語で"男"の意。 - うちぬきボタン(打ち抜きボタン)
フライ・フロント(比翼)に対して、ボタンを外側まで出す仕立ての方法。背広上着のボタンは、ほとんどがこの方法になっている。 - うねおり(畝織り)
畝(コードまたはリブ)を特徴とする織物の総称。畝の大きさや角度などによって様々なものがある。ダイヤゴナル、コーデュロイ、コットン・コードなどが代表的。 - ウレタン・フォーム(uretan form)
合成繊維の一種であるポリウレタンを泡状に形成した綿状のもの。弾力性、保温性に富み、背広の芯地、コートの裏地などに使われる。
え
- エアー・フォース・ルック(airforce look)
ウォー・ルックのひとつで、エアー・フォース、つまり空軍の服にヒントを得て作られたもの、またそのまま一般のカジュアル・ウエアーとして用いること。アーミー・ルックにかわるものとして出てきた。 - エイビエイター・ジャケット(aviatar jacket)
大きな衿、斜めジッパー、フロント・ジッパー、ポケットを特徴としたウエスト丈の短い上着。衿に毛皮を付けたり、ショール・カラーでボタン・フロントにするなど、そのデザインの変化は多い。飛行機乗り愛用のジャケットだったが、今ではオートバイ・ライダー達によく着られている。 - エクリュ(ecru)
ベージュに似た淡黄色。 - エコロジー(ecology)
「生態学」を意味する言葉。過度な文明発達と自然破壊が背景になって見直されてきたもので、ファッションに与える影響も大きい。ジーンズはこのようなブームの象徴であるとのとらえかたもある。 - エジプティアン・コットン(Egyptian cotton)
上質のコットン地で一般にエジプト綿と呼ばれるもの。もともとエジプトで栽培された綿の実から作られていたことから、この名がある。同質のものにアメリカ・シーアイランドがある。 - エスカイア・ノット(Esquire knot)
ネクタイの結び方の一種でセミ・ウインザー・ノットの別称。その昔アメリカのメンズ・マガジン「エスカイア」が紹介した結び方といわれる。 - エスニック(ethnic)
「人種(種族・民族)的な」、また「異邦人の、異教徒の」という意味。ファッションにおいては、民族衣装、あるいは民族衣装にデザイン・モチーフを得たルックスをさす。フォークロアにかわって用いられる。 - エスパドリーユ(espadrille)(仏)
もともとはフランスのバスク地方で使われていたわらじ風のサンダルのことだが、現在では縄底のリゾート・サンダルのことで、「エスパドリエ」とも呼ぶが、英語式に発音すると「エスパドリル」となる。 - エスプリ(esprit(仏語))
"精神、才気、機知"の意。 - エターミン(etamine)(仏)
旗やこし布に使う、薄い平織りコットン地。この粗末な素材にプリントをのせて「プリント・エターミン」と呼び、ファッション素材として扱うことがある。 - エッグ・トウ(egg toe)
靴の爪先型のひとつで、卵のような丸みをおびた形のもの。 - エッグプラント(eggplant)
紫のなかでも茄子(なす)の色に似た紫をいう。 - エディターズ・バッグ(editors bag)
直訳すれば「編集者のバッグ」。デザイン兼実用性から、ファッション誌の編集者が持ち始めて2005年ころからの人気アイテム。クロエ(Chloe)「パディントン」、クーバ(kooba)「シエナ」など。 - エドワーディアン・ルック(edwardian look)
イギリス国王、エドワード7世の時代に流行したロマンチックなデザイン。衿は大きなボナパルト・カラー、ダブル・ブレステッドで肩幅は狭く肩先が盛り上がり、長い上着丈でシェープド・ラインが特徴として見られる。 - エナメル(enamel)
光沢のあるエナメル革を使って作られたもの。礼服用の靴。スリッポン・タイプのものに多く使われている。 - エフ・アイ・エム・ティ(FIMT)
フェデレーション・インターナショナル・オブ・マスター・テーラーズ(Federetion International of Master Tailors)の略称。国際高級テーラー連盟のことで、ヨーロッパ主要国のテーラー団体、エフ・エム・エヌ・ティ FNMT(全国高級テーラー連盟)が母体となっている。年一回、各地でファッション・ショウによる新作発表を行い、世界のカスタム・テーラーに強い影響を与えている。 - エフ・アイ・ティ(FIT)
ファッション・インスティチュート・オブ・テクノロジーの略称で、ファッション工科大学のこと。 - エプロン・フロント(apron front)
甲の紐留め部分だけを色違いにした靴のデザインをいう。 - エポ-・レット(epau lette)
肩章のこと。トレンチ・コ-トやジャケットの肩に多く見られる。 - エルボ-・パッチ(elbow patch)
スポ-ツ・ジャケットやセ-タ-の袖の肘(エルボ-)に付けられている当て布のこと。革で作られることが多く、機能的な面よりもアクセントとして付けられていることが多い。 - エンパイアドレス(empire dress)
胸のすぐ下やハイウェストで切り替えた細身のドレスのこと。ナポレオン第一帝政時代に生まれた、女性の体のラインを美しく強調するクラシックなスタイル。 - えんびふく(燕尾服)
夜間の正礼装として用いられる礼服のこと。公式レセプション、観劇、結婚式などに着られることになっているが、現在では宮中の公式行事、クラシック音楽のコンダクター(指揮者)の服装以外に、見る事はめったにない。ダブル・ブレステッドで6ボタン、衿はピークド・ラベル、ウエストに切り替えがとられ、一見、ツバメの尾に似ていることからこの名がある。生地は黒、時としてミッドナイト・ブルーのドスキン、カシミア、上質のウーステッドなどを用いる。ベストは白ピケでダブルもしくはシングル・ブレステッド。トラウザーズは上着と共生で仕立て - エンブレム(emblem)
「紋章」のこと。ブレザーの胸ポケットに飾る縫い取りで、俗にワッペンと呼ばれる。 - エンブロイダリー(embroidery)
刺繍、縫い取りのこと。これをアクセントにした「エンブロイダリー・ジーンズ」は人気を集めている。また横須賀あたりのスーベニール・ショップではツートン・ジャンパーの背中に富士山や鷹など日本的な派手な刺繍を入れ、一部の若者たちにもてはやされている。
お
- オイスター・ホワイト(oyster white)
牡蠣(かき)の貝殻に似た白色。オフ・ホワイトと同じ - オイルスキン(oilskin)
油布で出来たレインコート。単に油布、防水布も意味する。 - オウニング・ストライプ(owning stri-pe)
「日よけ縞」のこと。商店の日よけカバー、ビーチパラソルに見られるような鮮やかな色のごく太い縞柄。リゾート・エウアなどによく使われる - オウン・ブランド(own brand)
ブランドとは、特定の商品につけられた「商標」のことである。これは、デパート、専門店などの小売業者が独自に持つブランドを意味する。 - オーガンジー(organdie)
細い番手(糸の太さを表示する方式のひとつ)の木綿糸、ナイロン糸などで織られた平織り地やや堅く張りがあって、半透明の感じのごく薄地になっている。メンズ素材としてはシースルー・ルックのシャツなどに用いられる。 - オーセンティック(authentic)
「真正の、本物の」といった意味で、変化したもの、まぶしいものなどに対して使われる。オーセンティック・アイビーなど。 - オーソドックス(orthodox)
"正統派の、伝統的な、公認された"の意。 - オートクチュール(haute-couture)
高級洋装店のこと。特にフランスにおける一流デザイナーの高級注文婦人服を意味する。ポール・ペワレ、キャロ姉妹、マドレーヌ・ヴィオネ、ガブリエル・シャネル、エルザ・スキャバレリなどの'40、'50年代までは、貴族、上流階級を客として栄えたが、現在ではむしろプレタポルテに進出するデザイナーが多く往年の名声はすたれる傾向にある。しかし、春・秋の2シーズンに発表されるコレクションは、世界のモードに大きな影響を与えている。またブティックはそもそもオートクチュールの出店(サロン、ハウス)を意味していたものである。 - オートクチュール(haute couture(仏語))
別項参照。 - オートミール(oatmeal)
朝食用としてよく食べるオートミールのような感じの柄、また織りをいう。白黒がごちゃまぜになった、ぼんやりした外観がある。 - オーバー・ザ・シート・レングス(over the seat length)
ジャケット、またコートの - オーバー・ストライプ(over stripe)
こまかい縞の上に色糸で縞を重ねた縞柄のこと。地のストライプより、重ねるストライプの方の間隔が広くなる。 - オーバー・チェック(over check)
チェックの上にチェックを重ねた柄のこと。地のチェックが小柄に、上に重ねる格子が大柄になる。グレンチェックにウインドーペーンを重ねるなどのやり方がある。 - オーバー・ニーレングス(over knee length)
ニー・レングスは「膝丈」のこと。膝丈より長いものを意味する言葉で、コートの場合は膝下丈を、靴下の場合は膝上丈のことになる。 - オーバー・パンツ(over pants)
スキー・ズボンやニッカーズの上に防寒防風として重ねてはかれるタイプのパンツ。 - オーバー・プレイド(over plaid)
越格子のこと。ひとつの柄の上に、さらに大きな格子を配した柄のことで、グレンチェックをペースに、赤の大格子をかけた柄などはその例。 - オーバーオール・ジーンズ(overall jeans)
ジーンズの上部に胸当てを付けたつなぎ服の一種。幅広のサスペンダーが作り付けになり、肩で吊ってはくものである。オリジナルのそれは゛ビブ・オーバーオール゛と呼ばれるが現在ではこの名称のほかにカーペンター・ジーンズ、またはサロペット・ジーンズと呼ぶことのほうが多い。 - オーバーコート(overcoat)
防寒用コートの総称。単に - オーバーダイ加工(over dyeing)
製品を後から染める加工法(後染め加工)。たとえばジーンズだと、ストーンウォッシュやサンドブラスト加工した後にベージュでオーバーダイするとアタリがついて白くなった部分にベージュの色がのり古着の様に汚れた感じの色落感が出せる。この様に古着っぽくさせる為だけでなく通常のブルーデニムを別の色で染めて通常の染めでは出せない微妙な色を出す為にオーバーダイ加工する場合もある。現在では1種類の加工だけでなく数種類の加工を組み合わせ本当にはいて色落させたもの以上に古着感を追求しているものが多い。 - オープ・シャツ(open shirt)
衿をオープン・カラーにしたシャツの総称。多くはスポーツ・シャツとして着られるが、クラシック・ルック流行の現在では、スーツの下に着込み、しかもTシャツの衿をのぞかせるやり方が新しいをされている。その他、ファッション的な小道具として盛んに用いられるようになった。 - オープン・フロント(open front)
シャツやセーターのかぶり式に対して、前を開きボタンやジッパーで留めるようになったデザインの総称。 - オール・イン・ライン(all in line)
4個から8個ボタンのダブル・ブレステッドの上着で、ボタンの配列が垂直で同幅になっているものをいう。 - オール・ウエザー・コート(all weather coat)
全天候型のコート。晴雨兼用の機能をもつコートの総称である。 - オールラウンド(all aroundo)
正確にはオール・アラウンドだが「全般にわたる」の意味である。多くの用とに可能な一着、またある種の服装の全般をあらわす場合に用いる。オールラウンド・ジャケット、オールラウンド・スポーツ・ウエアなどという場合である。 - オストリッチ・レザー(ostrich leathe-r)
ダチョウの皮のこと。羽根跡が丸く突き出し、特別な感覚がある。靴、鞄、札入れなどに用いる。羽はオストリッチ・フェザーといい、染色などをされて婦人のケープまたは舞台衣装に用いられる。 - オックスフォード・シューズ(oxford shoes)
はき口が紐溜めになった短靴の総称。 - オックスフォード・バッグス(oxford bags)
スラックスの一種。1920年代に、英国のオックスフォード大学の学生たちが使いはじめたことから流行した。極端に太いシルエット、ちょうど、バックのような形であることからこの名がつけられた。股上が深く広いウエスト・バンドが付き、一本あるいは二本のタックをとり、ヒップから裾にかけて太いままシルエット、裾の折り返しは深くつけられているのが特徴。バギー・パンツの原型。 - オックスフォ-ド(oxford)
ブロ-ドクロスよりも目の荒い平織りシャツ地のこと。正しくは「オックスホ-ド・シャ-ティング」と言う。もともとは黒っぽい霜降り縞のフラノをさして呼び、霜降りフラノ地を「ケンブリッジ・シャ-ティング」というのに使われていた。また黒ずんだグレ-(オックスフォ-ド・グレ-)の略称である。 - オッター(otter)
かわうその毛皮。特にシーオッター(ラッコ)が有名で、非常に美しい光沢があり珍重されている。 - オッド・ウエストコート(odd waistco-at)
「替わりチョッキ」のアメリカ的な呼称。オッド・ベスト、ファンシー・ベストに同じ。 - オッド・ジャケット(oddjacket)
オッドとは「片輪の」「ちんぱの」といった意味。つまりそれひとつでは成り立たない性格をもった上着のことをさしているが、一般にスポーツ・ジャケット、レザーなどを含む替上着の総称。 - オッド・ベスト(odd vest)
替わりチョッキの総称。゛ファンシー・ベスト゛ともいう。スリーピース・スーツに見られる共地のベストは゛スーツ・ベスト゛と呼ばれている。柄ものが多くカジュアルな雰囲気が楽しめる効果がある。織物によるベストのほか、ニットでのそれも最近人気がある。 - オパールかこう(opal 加工)
特殊な薬品のりで捺染(型紙をあて塗料をすりつけて模様をあらわすこと)し、形のついた部分の糸を溶かして、模様を表現する方法をいう。ドレッシーなシャツにほどこすことが多い - オピュレント・ルック(oppulent look)
「豊かなルックス」を意味する、ニューヨークで生まれた新語。一見して金持ちにみえる服装のことをさし、アーミー・ルックやジーンズ・ルックなど安物のそれとははっきり区別する意味で用いられる。文字どおり高級な毛皮などでのルックスもいうが、それがにせものであっても、とにかく上品で行儀がよく、上級階級に見えるものであれば、こう呼ばれる。 - オフ・ボディ・ルック(off body look)
体から離れてゆったりとしたシルエットを - オフ・ホワイト(off white)
純白ではないがほとんど白に見える色。生成り、ボーン・カラーとも呼ぶように未晒しの状態の白色を総称していう。昨今の自然志向の影響からもてはやされている流行色のひとつといえるだろう。 - オフィシャル(official)
"公の、公式の、職務上の"の意。ファッション業界ではFOP(フォーマル、オフィシャル、プライベート)という区分に示されるように、勤務・通勤の場面を表すのに用いられることが多い。 - オフィシャル・ウエア(official wear)
オフィシャルな場で着られる服装の総称。ビジネス・ウエアからインフォーマル・ウエア、またパーティなど社交的な会合で着られる服装まで含まれるが、自分のために着る個人的な服ではなく、公的な場や相手に合わせた服装のことを広く意味する。 - オ-プン・カラ-(open collar)
衿型の一種で、開かれたものの総称。いわゆる「開襟」のことである。一時の古いイメ-ジはなくなり、シャツ・カラ-型とともにいろいろな場面で使われる。 - オム(homme(仏語))
フランス語で"男"の意。 - オリーブ(olive)
オリーブ色。果物のオリーブ色に似て黄味がかかった薄緑色をいう。 - オリエンタル(oriental)
"東洋の、東洋風の、東洋人"の意。東洋人の意味に使うときは頭文字を大文字にし、"Oriental"と表記するのが通例。 - オリエンタル・パターン(oriental pattern)
東洋的な柄の総称。日本人デザイナーの進出などによって、東洋、特に日本的な柄が世界の注目を浴びている。 - オルタネート・ストライプ(alternate stripe)
交互縞のこと。2種類の異なったストライプが一本おきに交互に出たストライプ。これと同じ感覚の格子柄もあり、これは - オンブレ(ombre(仏語))
"濃淡をつけた、陰影のある"の意。ファッション業界では、"ぼかし"の意味に用いる。 - オンブレ・ストライプ(ombre stripe)
一色の濃淡で影のような効果をあらわしたストライプ柄。影縞ともいい、縞の幅は等しくなっている。オンプレはフランス語で「陰をつけた、濃淡をつけた、くすんだ色の」などの意味がある。 - オンリーショップ(和製英語)
特定のブランドの商品のみ扱う小売店舗のこと。
か
- カー・コート(car coat)
自動車用のコートというわけだが、それを含めて多用途に着られるフィンガー・チップ・レングスまでのコットン・ギャパジン、コットン・ポプリン・レザーなど軽快な感じの素材で作られた - カーキ(khaki)
カーキ色(茶褐色、黄褐色)。インドのヒンズー語では「ほこり」を意味するところから生まれた名称。カーキ色のツイルなどで作られた、軍服やスポーツ・ウエアをいうこともある。また「カーキ・ルック」といえばアーミー・ルックの別称となる。 - カーゴ・パンツ(cargo pants)
主としてカーキ系で、両ももの脇にポケット(カーゴ・ポケット)が1つずつ付いている、厚手の綿素材等の丈夫な生地で作られたパンツのこと。「カーゴ」とは「積荷、貨物船」のことで、貨物船の乗員が穿いていたパンツに由来。 - ガーリッシュスタイル(girlish style)
少女のようなかわいらしい格好のこと。デザイナーによってそのコンセプトは違い、スクール系をモチーフにしたものやフリルを使ってかわいらしさを表現したもの等あります。 - ガウチョ・シャツ(gaucho shirt)
ニットまたは織物で作られ、ブラケットを4つのループでボタン留めとした、衿付きのプルオーバー型スポーツ・シャツ1930年代に流行したもの。南米アルゼンチンに住むカウボーイ「ガウチョ」が着ていたものである。 - ガウチョ・ハット(gaucho hat)
南アメリカのパンパス(草原地帯)に住むスペイン人とインディアンの混血のカウボーイを「ガウチョ」といい、彼らのかぶっている帽子をガウチョ・ハットと呼ぶ。テンガロン・ハットとソンブレロを一緒にしたような形をしている。南アメリカのなかでも特にアルゼンチンのそれをさしている。 - カウボーイ・ハット(cowboy hat)
アメリカ西部のカウボーイが愛用する帽子。ツバが広く、クラウン(山)のてっぺんに折りめがつけられたもの。テンガロン・ハットともいい「トール・テキサン(背の高いテキサス人)」の象徴とされている。他にウエスタン・ハットwesten hatの通称もある。 - カウボーイ・ブーツ(cowboy boots)
アメリカ西部のカウボーイがはく、独特の装飾を特徴としたロング・ブーツ。革製で、高いテーパード・ヒール(下部へ向ってほっそりした)が付き、はき口はスリットがとられ広がっている。高いヒールはあぶみ(馬具のひとつ)の機能を考えてデザインされている。爪先はポインテッド・トウ型が主である。 - カ-ゴ・パンツ(cargo pant)
カ-ゴとは貨物船のこと。つまり貨物船の乗組員がはいていたような丈夫なスラックスのことで、厚手コットン地でつくられている。両脇に大型のアコ-ディオン・ポケットが貼り付けられているのが最大の特徴。 - ガシット(gusset)
スリット・ポケットや手袋などに補強のため付けられる三角形の当て布のこと。 - カシミア(cashmere)
インド・カシミ-ル地方産の山羊毛、またはこれを原料とした織物のこと。しかし現在ではカシミアのように柔らかいウ-ルで織られた生地もこの地方の名称で呼んでいる。綾織りで美しく柔らかなタッチが特徴となっている。 - カシミア(cashmere)
カシミア山羊の毛を紡いで作った繊維。秋から冬にかけて生える産毛の中で、細い柔毛だけが原毛となる。 - カシミア・ドスキン(cashmere doeskin)
カシミア、またはカシミア調の柔らかいウール地をドスキン織りに仕上げたもの。礼装用の服に多く用いられるように、上品な感覚にあふれている。 - カジュアル(casual)
本来は「偶然の、思いがけない」「不用意の、でたらめな」などの意味をもつ言葉であるが、ファッション用語として使う場合には「気楽な、手軽な、何気ない」といった意味を現す。つまりリラックスした服のすべて、またそのような感じを取り入れた服などについて使われる。 - カジュアル(casual)
"普段着の、略装の、着て楽"なの意。ドレッシー、フォーマル等の対義語。ちなみに、"カジュアル・ウェア"とは和製英語であり、本来の英語では"スポーツ・ウェア"という。 - カジュアル・ウエア(casual wear)
カジュアル(気軽な、くつろいだ、日常的な)な感覚を持った衣服の総称。プライベートな場に着るスポーツ・ウエアに限定されがちだが、現在はフォーマル・ウエアにもビジネス・ウエアにもカジュアルな感覚が要求されている。最近はカジュアル・デイの普及でビジネス・ウエアの一つのフォームとして確立されてきた。 - カジュアル・シューズ(casual shoes)
カジュアル・ウエアに合わせる靴の総称。素材、色柄、デザインともに変化が多い。 - カジュアル・デイ(casual day)
1990年代のバブル崩壊のあと、行政改革、規制緩和の一環として、官公庁の主導のもと、週末にオフィスでカジュアルな服装で仕事をする日が設定された。 - カシュクール(cache-coeur)[仏)
前身ごろを着物のように打ち合わせたデザインのこと。フランス語でカシュクールの「カシュ」は「隠す」、クールとは「胸」意味。もともとはバレエのニットの練習着。 - カシュクール(cache-coeur(仏語))
"胸を覆う"という意味で、身頃を着物のように打ち合わせて巻きつけたスタイル。ボディコンの流れをくむエレガントなスタイルとして流行した。 - カスケット(casquette)[仏)
フランス語でハンティング・キャップをいう。しかし日本ではハギ(接ぎ)が多くて、てっぺんにボンボンを付けたものをさすことが多い。本来は女性用である。 - カスタム・テ-ラ-(custom tailor)
「注文紳士服店」のこと。カスタムは「特別の」、テ-ラ-が「仕立て」を意味している。ビスポ-ク・テ-ラ-。 - カッタ-ウエ-・フロント(cutaway front)
モ-ニング・コ-トの前裾のように、大きくカッタ-ウエ-(切り落とす)されたデザインのこと。またこれほど極端でなくても、大き目にカットされた前裾のことをいう場合もある。 - カットソー(cut & sewn)
正しくはカットアンドソーン。ニット製品に使われる言葉で、ニット生地をカット(裁断)してソーン(縫製)したものの通称。例)Tシャツ、タンクトップこれに対し編みたてる成型品がある。例)セーター織物も裁断、縫製しますが、織物では使われません。 - カ-ディガン(cardigan)
セ-タ-の一種。多くは衿なしでオ-プン・フロント・ボタン留めとしたスタイルが特徴である。ボタンの位置によってハイ・ボタン・カ-ディガンまたロ-・ボタン・カ-ディガンの変化がある。またこの型に似たジャケットを「カ-ディガン・ジャケット」と呼ぶことがある。クリミア戦争で有名なカ-ディガン伯爵に由来する。 - カ-ディガン・ス-ツ(cardigan suit)
カ-ディガン型の衿なしジャケットを組み合わせたス-ツのこと。小学生などの学生服に見られるほか、ノン・ス-ツの一種ともいえる。 - カバーオール(cover all)
「全体を包み込むもの」いわゆるツナギ服のことで、日本ではオーバーオールとも称されています。ただし海外では、オーバーオールと言った場合ジーンズなどで見られる胸あて付のズボンのことを指します。最近では、ラフな感じの一重仕立てのコットンジャケットをカバーオールと呼ぶ向きもある。(2000年11月現在) - カバーオール(coverall)
もとは作業着のつなぎ服のこと。その後、カバーオールジャケットとして広く普及。日本では主にジャケット型を指す。 - カプリパンツ(capri pant)
カプリパンツのカプリとは、イタリアのカプリ島からきていて1950年代にカプリ島にリゾートに来ていた人達の間で流行しました。カプリパンツはどちらかといえば全体に細身のシルエットで裾に向かって更に細くフィットするパンツの事です。スリットやリボンなどがあしらわれているものもあります。カプリパンツも、クロップドパンツの一種です。 - ガ-メント(garment)
「衣服」の総称。複数で用いられると「服装全般」を意味する。アパレル、ギア、クロ-ス、コスチュ-ム。 - ガン・パッチ(gun patch)
肩から胸にかけて付けられる当て布、ハンティング・ジャケット、シュ-ティング・ジャケットに見られるほか、カントリ-ライクなジャケットのアクセントとして用いられる。もともと銃を肩に支えるように付けられていたデザイン。エルボ-・パッチと同じく革製のものが多い。「ガン・フラップ」の別名。 - カンガルー・ポケット(kangaroo pocket)
スポーツ・ウエアの前身頃中央に付いた大型のパッチ・ポケット。カンガルーの腹袋を連想させるので、この呼び名がある。アノラック、ヨット・パーカーに見ることができる。
き
- ギア(gear)
「服装・衣服・衣類」などの意味。アパレル、クロージング。 - キッチュ(kitch(独語))
"低俗なもの、俗悪なもの"、大衆迎合的なものの意。ファッションでは主に"悪趣味なもの、奇異なもの"の意。パンク系や仮装系等。 - キッド(kid)
子山羊、または子山羊の革のこと。 - キャラクター・ブランド(character brand)
特定の人物などの名称をブランドとした衣料品の総称。多くはゴルフ、テニス、ボウリングなどのスポーツ・ウエアに用いられ、名称のイメージをうまく表現したデザイン・マークが付けられるため「ワン・ポイント商品」の俗称がある。スーツなどのデザイナー・クローズとは区別して使われる。 - キュート(cute)
"かわいらしい"の意。
く
- クオリティ(quality)
"質、性能、品質"の意。良い品を評して「クオリティが高い」などという。 - クチュリエ(couturier(仏語))
オートクチュールのデザイナー且つ、総責任者。デザインテーマの決定から裁断、縫製まで全てを統括し、企画を製品化する権能と責任を保持。女性は"クチュリエール(couturiere)"。 - クラバット(cravate 仏)
ネクタイを意味するフランス語。語源をたどっていくとネクタイの発祥が明らかになる。 - クレアトゥール(createur(仏語))
"創造者、創作者"。英語の"クリエーター(creator)"。フランスでは既製服デザイナーを"スティリスト"と呼ぶが、60年代以来勢力をつけたスティリストのうちで特に独創的なもの。 - クレリックシャツ(cleric shirt)
ドレスシャツの中でも、衿とカフス部分を白無地にし、身頃に色柄や色無地を使ったシャツを指します。1920年代に流行ったスタイル。語源は、牧師が着ていたシャツから着ています。cleric=聖職者。なお欧米ではこの呼び方は通じないそうです。 - クロ-ス(cloth)
「服地、反物、布片、ラシャ」などをいう。クロ-ジング(clothing)は、衣服、衣類などの集合的な意味であり、アメリカで多く使われる。イギリスではクロ-ジングという言葉はあまり使われず、クロ-ジズ(clothes)が使われる。 - クロップトパンツ(cropped pant)
クロップドパンツの「クロップド」 は、刈り込まれた・切り落とされたを意味する。裾丈が普通のものより短かく、六分から八分にカットされたパンツの総称。くるぶしが見える丈のパンツを呼ぶ。裾は、ストレートのもの、ワイドなもの、タイトなもの、様々あります。カプリパンツも、クロップドパンツの一種です。
け
- ゲ-ジ(gage)
主としてニット製品に使われる用語で編糸の太さを表す単位のこと。単位の呼称は編み機の種類によって異なる。一般のセ-タ-類は、1インチ(=2.54cm)間の針数であらわされる。5本あれば5ゲ-ジである。ストッキングなどフル・ファッション編み機で作られるものは、1.5インチ間の針数による。ス-ツ、コ-トなどラッセル編み機を用いる場合は、2インチ間と1インチ間の両方がある。「G」の記号で表され、日本では俗に「本」で呼ばれる。7本といえば、7ゲ-ジのことである。数が大きくなるほど編糸は細くなる。「コ-ス・ゲ-ジ(荒 - ケ-プ(cape)
袖なしになった防寒衣料のこと。フ-ドのあるなしによって「マント-」と区別されたこともあったが、現在ではその区分も不明確である。女性のファッションにもてはやされている。 - ケ-ブル・ストライプ(cable stripe)
縞がロ-プ状になったストライプ柄のこと。いっぷう変った凹凸感が特徴。 - ケミカル・ウォッシュ(chemical wash)
製品洗いの方法のひとつ。新品のジーンズを着古した感じにするため、漂白剤と石状のプラスティックを入れた洗濯機で洗い、色を落とすこと。
こ
- コーデュロイ(corduroy)
畝を特徴とした光沢のある木綿地のこと。一般に「コール天」と呼ばれている。カントリー素材として最適であるし、ジーンズに代わる素材として街着用によく使われている。畝をなくした「リブレス・コーデュロイ」、脱色された「デラベ・コーデュロイ」など変化、種類も多い。特に畝の狭いそれを「ピン・ウエール・コーデュロイ」、広いものを「ワイド・ウエール・コーデュロイ」と呼ぶ。 - コード(cord)
畦(あぜ)または畝(うね)の意味。同義に「リブ rib」がある。 - コート・シャツ(coat shirt)
ボタンなしのオープン・フロントで、コートに似た丈の長いシャツ。着脱が容易なことが特徴。医者の白衣のようなもの。 - コート・スーツ(coat suit)
コートとスラックスを共地で仕立てたスーツのこと。 - コスチュ-ム(costume)
「服装、服飾、衣装」などの総称。また一定の時間に着られる外衣付属品のひとそろいも意味し、特に演劇や仮想舞踏会、ファッション・ショウなどで着る特定の服も言う。 - コ-ディネ-ト(co-dordinate)
もともとの意味は、「同等の、同格の、等位の」である。これから二種以上のものを同一の感覚に統合、調和する意味に転ずる。服飾用語としてはスタイル・色柄・素材などを関連させてバランスをはかり、ひとつのルックスに仕上げることをいう。「カラ-・コ-ディネ-ト、コ-ディネ-ト・ルック」などと多く使われ、すっかり一般化している。 - コ-ト(coat)
ジャケットも含んだ長めのアウタ-・ウエア-の総称。一般にはオ-バ-・コ-ト、レイン・コ-トなどの衣服の一番外側に着られる袖付きのものをさすんが、モ-ニング・コ-トライディング・コ-ト類に属するものもこの名称がつけられていることがある。概して丈の長さでくべつする。 - コ-ト・レングス(coat length)
一般には「コ-ト丈」「着丈」のことをいう。ネック・ラインから裾までの全長をさす。長さによってさまざまな呼び方がある。 - コフレ()
フランス語で小箱の意味。店頭では商品の詰め合わせの意味で使われる。 - コレクション(collection)
別項参照。 - コンサバ()
コンサバティブconservativeの略。保守的な、控えめなといった意味で、流行やファッションに左右されないベーシックな装いのことを指す。反対の意味で、ファッショナブルやトレンディなどがあります。 - コンチネンタル・モデル(continentalmodel)
欧州型の背広モデルの総称。大文字でContinentalとつつれば「英国から見た欧州大陸の」という固有名詞になる。ブリティッシュ・モデル以外のフレンチ・コンチネンタル・モデル、イタリアン・コンチネンタル・モデル、ジャーマン・コンチネンタル・モデルで構成されている。アメリカン・トラディショナルがスポーティな雰囲気をかもし出すとすれば、これはドレッシーな雰囲気を持つといえるだろう。 - コンビネゾン(combinaison(仏語))
英語ではコンビネーション(combination)。袖がついたトップとパンツスタイルのボトムがひと続きになっているもの。"つなぎ"ともいう。
さ
- サー・コート(surcoat)
ジャンパーとショート・コートの中間に位置するデザインと感覚のコート。俗に「ロング・ジャンパー」と呼ばれている。もともとの意味を和解すると「陣羽織」となる。 - サーキュラー・ニット(circular-knit)
丸編みジャージーの一種。ものの形にあてはめて編まれるもので縫い目がなく、シームレス・ニットとも呼ばれる。サーキュラーは円形の意味。ソックスなどに使われる。またこうした素材をチェブラー・ファブリック tubular fabric と総称する。 - サークル・バックル(circle buckle)
四角または長方形のバックルに対する言葉で、円形のバックルのこと。 - サージ(sarge)
梳毛糸、または綿糸を使った綾織り地のこと。綾目が斜め45度にはっきり出るのが特徴。「背広はサージに始まりサージに終わる」といわれたように背広地の代表的な生地である。しかし最近ではブレザー、コート、学生服などに使われることが多い。 - サイ・レングス(thigh length)
サイは「太もも」のこと。つまり、ネック・ライン(首線)から太ももまでの丈の長さをあらわす。 - サイケデリック(psychedelic)
"(麻薬、特にLSD等が)恍惚を生じる、陶酔的な"の意。原色系や蛍光色系を用いた配色や柄。サイケ(psyche)調。 - さいど(彩度)
色の3要素のひとつ。英語ではクロマchromaといいCの略号を用いる。色の鮮やかさや色の冴えの度合いを示すものである。 - サイド・シーム(side seam)
上着、スラックス、コートなどの脇線の縫い目。 - サイド・プロポーション(side proportion)
全体のシルエットを、側面からながめた場合のプロポーション(割合、つり合い)のこと。 - サイド・ベンツ(side vents)
背広、上着のベンツ(後ろの割れ目)の一種。両外脇が開いているもの。ヨーロピアン調のものに多く見られるがコンテンポラリー・モデルでは、ごく浅くとられたものがある。深く割られたそれを「ディープ・サイド・ベンツ」という。日本では俗に「剣吊り」と呼ぶ。 - サイド・ポケット(side pocket)
上着やスラックスなどの脇ポケットの総称。背広のそれはウエスト・ポケット、ロウアー・ポケットとも呼ばれる。 - サイドバーン(side burns)
「短いほおひげ」のこと。アメリカの俗語「バーンサイド burnsides からこの名がある。これもまた同じ意味である。いわゆるモミアゲはウイスカー whiskers と呼ぶが、ひげの流行から、長いモミアゲのこともサイドバーンと呼ぶのが一般的になっている。 - サウスウエスター(southwester)
防水地で作られ、プリムの後ろが極端に広く下がった形をした帽子。本来、船乗り用の帽子で「しけ帽」とも呼ばれる。 - サクソニー(saxony)
メリノ種の紡毛で織られたツイードの一種。細番手の紡毛であることからフラノとメルトンの中間的な風合いをもつ。ツイードでは比較的目のつんだもの。最初、ドイツのサクソニー・メリノを原料として作られたため、この名称がうまれた。 - ササールコート(sassar coat)
"三月生まれ"(イタリア映画)のなかで、ジャクリーヌ・ササールが着ていたコートにヒントを得たもので1960年代に流行した。トレンチコートにごくごく似たコート。 - さしこ(刺し子)
キルティングに似た感じの両面刺しの、日本的な厚地、剣道着や火消しの服装によく見られる。日本の庶民的な素材として、国際的ファッション・ショウにもよく出品され注目を集めている。 - サブカルチャー(subculture)
伝統・文化や体系的・商業的なマスカルチャーに対し、非伝統・非文化や前衛的・非商業的もしくは裏通り的な文化の意。アンダーグラウンドと同義。 - サブリナ・パンツ(Sabrina pants)
体にフィットしたシルエットで足首より少し短いパンツのことをいいます。名称はオードリーペップバーン主演の映画「麗しのサブリナ」で彼女が履いていたことに由来します。 - サンフォライズ加工(Sanforized)
防縮加工の一種。綿などの天然繊維に蒸気をあて、あらかじめ縮めてしまう方法。生地規格としては収縮率1%以内におさまる。
し
- シースドレス(sheath dress)
シースとは刀などのさやの意。体にぴったり沿った環状の細長いシルエットのドレスを指す。 - シースルー・ファッション(seethrough fashion)
生地を通して素肌が透かし見えるルックスの総称。主にシャツの分野に多く見られ、レース、ボイル、オーガンジーなどの素材を使ったドレッシーなものが用意されている。 - シーチング(sheeting)
本来はシーツ用の生地という意味でこの名がある。粗末なさらし綿布のことをさし、これでごくカジュアルなシャツ、パンツなどが作られる。また、立体裁断で、実際の作業にかかる前に型紙どおりのものめを、これで作ることもいう。 - シーム・パッカリング(seam puckering)
シームとは縫い目、パッカリングとはしわを意味する。縫製の欠点である縫いじわを指す。 - シェープド・ライン(shapedline)
シェープドは「形作られた」ということの意味。全体にボディ・ラインに出来るだけフィットさせて作られた背広のシルエット。フランスのデザイナー、ピエール・カルダンが発表した当時は胸、背中をぴったりフィットさせ、裾をフレアーさせていたが、いまでは全体に密着したシルエットに変化している。 - ジオメトリック・パタ-ン(geometric pattern)
「幾何学模様」のこと。ダイヤゴナル、ヘリンボ-ンといったジャケット向きの比較的単純なものから、ア-ル・デコ調のニット・ウエア-向きの複雑なものまでが含まれる。もっとも応用範囲の広い柄であるともいえよう。 - しぼりぞめ(絞り染め)
布地の部分を糸でくくって白地を残す染め方。「しぼり」「タイ・ダイ」ともいう。使用する染料の種類などによって柄の現れ方が異なり、そのため様々な呼び方がある。 - ジャーマン・コンチネンタル(Germancontinental)
コンチネンタル・モデルのひとつで、ドイツ型のものをいう。全体に保守的なイメージがあり、カチッと決まったスタイルが特徴である。ナチスの軍服などにみられるように、直線的でエレガントな雰囲気を好むのが、ドイツ人の国民性だともいえるだろう。 - シャーリング(shirring)
布地を縫い縮めた波状のひだのこと。布地に伸ばしたゴムを縫いつけた場合、ゴムが縮むとシャーリングが出来ます。これをゴムシャーリングと呼んでいます。 - ジャケット(jacket)
一般に上着を意味する。特に背広型のそれをいうことが多い。ウエスト・レングスのジャンパ-から、スリ-・クォ-タ-・レングスのコ-トまでジャケットと呼ばれることもあり、その種類と変化も多い。 - ジャンパ-(jumper)
ウェスト位置の短いジャケットの総称。作業、スポ-ツ、レジャ-と多用されるが、ファッション性を強く持ったのをブルゾンと呼ぶようになっている。 - シュ-ティング・コ-ト(shooting coat)
スポ-ツ・ジャケットの一種で射撃や狩猟に用いられるもの。シュ-ティング・ジャケットともいう。ハンティング・ジャケット。 - シュリンク・レザー(shrink leather)
シュリンクとは「(布などが)縮む、つまる」の意味。表面に細かい縮みジワの出来たなめし革のこと。もちろん「シュリンク加工」をほどこして出来たものである。おしゃれなタウン・シューズなどに使われる。 - ショール(shawl)
防寒や装飾に使われる肩掛け。形は四角や三角、素材は多様。おおむね75cm~150cmのものを指す。元はオリエントの寒さをしのぐため顔や肩に巻き付けた大きな布。織機の全幅を使って織る。参照ストール - ショール・カラー(shawl collar)
衿型の一種。俗に「へちま衿」と呼ばれるもので、ショール(肩掛け)のような感じに首元にたれる衿の事。タキシードに多く使われる。 - ショッキング・カラー(shocking color)
驚きを感じさせるほどに鮮やかな色の総称。目もさめる色であることから呼ばれる。単に刺激的な色であるというばかりでわなく、これまでまったく服装の色彩に使われなかった色を取り入れる場合にもこう呼ばれることがある。「ショッキング・ピンク」「ショッキング・ブルー」といった使い方。 - シングル・ブレステッド(single breasted)
ジャケット、コ-トなどの前の打ち合わせがシングルになっているものの総称、またはそうしたスタイル。一般に「片前」という。この場合の衿型はノッチド・ラベルが使われるのが主である。
せ
- スウォッチ(swatch)
スイスのムーブメントメーカー・エタ社によって作られた時計。スウォッチe-store ホームページでサマー・キャンペーン実施中! - スエ-ド(suede)
裏皮を細かく毛羽立てたなめし革。本来キッドスキン(子山羊の皮)を原料としたが現在では主にカ-フスキン(子牛の皮)が使われる。スエ-ドはフランス語で「スウェ-デン」の意味。このような加工をほどこした手袋をこう呼んだことに因む。スエ-ド仕上げをした織物をスエ-ド・クロスといい、コットン・スエ-ドなどが含まれる。 - スクエア-・フロント(square front)
上着の前裾に丸みをつけず、角型にしたもの。レジャ-用のジャケットによく見られるデザイン。 - スティリスト(stylist(仏語))
フランスではプレタポルテ・デザイナーを指す。日本ではファッション・ディレクターを指す場合もある。スタイリストともいう。 - ステッチ(stitch)
縫い目のこと。 - スト-ブ・パイプ(stove pipe)
スト-ブの煙突のように、ヒップから裾までストレ-トな円筒型になったスラックスのシルエット。アイビ-・スラックスに見られる型。 - スト-ル(stole)
装飾や防寒につかわれる肩掛け。カトリックの司祭が儀式の時に用いた肩に掛ける飾りが元と言われる。幅75cm以下のものを指す。織機の半分を使って織る。参照ショール。 - ストレート・チップ(straight tip)
靴の爪先飾りの一種。横に一本線の入ったもの。俗に「一文字かがり」「一文字」と呼ぶ。 - スナップ・プリム・ハット(snap brim hat)
ソフト・ハットのアメリカでの俗称。ブリム(つば)の縁が弾力性にとみ、上げ下げが簡単なところから呼ばれる。 - スポ-ツ・ジャケット(sports jacket)
俗にいう「替上着」の総称。スポ-ツに用いられるというのではなく、スポ-ティな雰囲気があるということからこう呼ぶ。 - スポ-ツ・ス-ツ(sports suit)
スポ-ティな感覚を持ったス-ツのひとつで、つぎの特徴がある。1.前面はすり-・パッチ&フラップ・ボケット、バックはセンタ-・プリ-ツ&ベルテッドなどスポ-ティなディテ-ル・デザインが採り入れられている。2.従来スポ-ツ・ウエア-用であった素材使われている。3.アンコンストラクテッド仕立てになっている。 - スムース()
両面編みのことです。インターロックとも呼ばれます。ニットの編み方には経(たて)編みと緯(よこ)編みがあります。緯編みの基本形にゴム編みというのがあり、このゴム編みを2つ腹合わせに編むことにより、表裏とも一見平編み(天竺)のように見え、編み目がつんでいて表面がなめらかで、適度に伸縮性があり、編み地も安定しています。 - スリ-・クォ-タ-・レングス(three quater length)
コ-ト・レングスのひとつで「3/4丈」、「七分丈」のこと。総丈の4/3を意味する。 - スリット・ポケット(slit pocket)
箱ポケットの1種いで、玉ぶちのポケットのこと。ジャケットヤス-ツに、切り込みを入れ、内側に布袋のあるポケットの切り口を飾ったもの。 - スリットスカート(和製英語)
脇、後ろ、前などにスリットと呼ばれる切り込みを入れたスカートのこと。ポスト・ミニスカートの1つとして、長丈スカートが登場したときに、特にスリットを入れたものがセクシーで注目を浴びた。 - スローパー(sloper)
"原型"と同意。特に立体裁断で作った原型のことを指すことが多い。
せ
- セカンドバッグ(second bag)
二番目のバッグの意味で、バッグの中に入れる小さめのバッグのことを指します。女性が化粧品や小物を入れているバッグがそれにあたります。形は、クラッチバッグタイプ・トートバッグタイプなどあります。 - セカンドライン(second line)
ブランドの普及版のこと。デザイナーのイメージを尊重しつつ、販売対象を拡大するために価格を抑えたもの。メインラインで使用される高級な素材や副資材をワンランク落とし、縫製や手作業の部分を簡略化することにより低価格化を実現。"ヤングライン"と同義。 - セット・イン・スリーブ(set-in-sleeve)
普通の袖のこと。背広に見られるような身頃と袖を正常なアームホールの位置で付け合わせたタイプの袖。 - セット・イン・ポケット(set-in-pocket)
パッチ・ポケットに対して、切り込みポケットの総称。 - セニック・プリント(scenic print)
各種の風景をモチーフとしたプリントのこと。いかにも具象的な絵柄であることが特徴で、プリントに限らずニットウエアーの編み込み柄としても、このモチーフは多用される。 - セミ・ウインザー・ノット(semi-windsor knot)
ネクタイの結び方の一種。ウインザー・ノットより結び目が小さくなるもの。片側だけを二重にに回して締める。 - セミ・クローバ・カラー(semi-clover collar)
背広の衿型の一種。上衿だけを丸くカットしたもの。対して、下衿だけを丸くカットした衿は「セミ・クローバ・ラベル」と呼ばれる。 - センシティヴ(sensitive)
"敏感な、神経質な、鋭敏な、感度の強い"の意。ファッション業界では「高感度な」の意味で用いられることが多い。
そ
- ぞうがんがら(象眼柄)
象眼細工(金銀などをはめ込んだ美術細工の一種)のような感じにした柄のことでニット・ウエアによく用いられる。はめ込み柄またインターシア・パターンともいう。 - そうしょくジーンズ(装飾)
リベットやビーズなどを全面にほどこしたジーンズの総称。ジャケットの背中にリベットで文字やマークを飾ったり、ジーンズの脇線にリベットを並べた単純なものから、カラフルなビーズ、時には宝石などを全体にちりばめた豪華なものまである。後者のタイプはジュエルド・ジーンズ Jeweled jeans とも呼ぶ。 - ソーシァル・シューズ(social shoes)
フォーマル用より華やかで、ドレッシーな雰囲気をもった靴の総称。 - そくしょう(側章)
フォーマル・ウエアのトラウザーズの脇線縫い目にそって飾られる比較的広幅の飾りテープのこと。燕尾服は2本、タキシードは1本と決められ、朱子飾りのシルクやタフタ(木目模様の生地)などから作られる。また、儀礼的な軍服や、パレード用のユニフォームなどに取り入れられているものもいう。 - ソシアル(social)
本来「社交的な、社会的な、懇親の」といった意味の言葉だが、正確にはソーシァルと発音する。ソーシァル・ウエアは日本製の英語で、フォーマル・ウエアほど格式ばらないパーティー着、社交服といった意味に用いらている。 - ソックオー・ルック(sock-o look)
1970年代アメリカを中心に流行した、靴下をわざと目立たせる着こなしのこと。Oはゼロの意味ではなく、OFの略。 - ソックス(socks)
一般に靴下の総称だが、中でも足首までの短いものについて用いることが多い。丈によってアンクル・レングス、アンクレット、ソクレットなどの種類がある。厳密な意味では、口ゴム付きの短い靴下のことである。 - そでぐり(袖刳り)
ア-ム・ホ-ルのこと。 - ソフト・ハット(soft hat)
「ソフト・フェルト・ハット」の略称。中折れ帽のことで、もっとも一般的なビジネス・ウエア向きの帽子である。柔らかなフェルトで作られているため、形が自由に変えられるのが特徴。イギリスでは「ホンブルグ」アメリカでは「スナップ・プリム・ハット」と呼ばれることが多い。 - そもうチェビオット(梳毛cheviot)
チェビオットは普通、紡毛糸で織られるが、梳毛糸(ウーステッドの項参照)で織ったチェビオットのことを特にこの名で呼ぶ。 - そもうツイード(梳毛tweed)
ツイードは紡毛地の代表とされる生地だが、軽い感じを出すために梳毛糸で織られたツイードのことを特にこう呼ぶ。 - そもうフラノ(梳毛flannel)
梳毛ツイードと同じように、梳毛糸で織られたフラノのこと。「ウーステッド・フラノ」ともいう。 - ソラリゼーション(solarization)
もともとは白黒を反転させる写真処理の技術のことをいう。転じてこうした感覚を生かしたプリントのひとつ。また、タイ・ダイでこのような感覚にしたものも呼んでいる。 - ソリッド・カラー(solid color)
ソリッドは「無地」の意味。柄を使わないで単色で仕上げられたものの総称である。 - ソワレ(soiree(仏語))
"夜会"の意。"ローブ・ドゥ・ソワレ(robe de soiree = 夜会服)"を略したもので、ファッション用語ではイブニングドレスのことを指す。 - ソンブレロ(sombrero)
ラテン・アメリカ諸国、主にメキシコでかぶられることの多い、クラウンが高く、極端にツバの広い帽子のこと。麦わら、またはフェルトで作られ、メキシコ的な装飾がほどこされることもある。中南米諸国の男性には不可欠といえるほどの一般性をもっている。特にメキシコのそれを「チャロ charro」、アルゼンチンのそれを「ガウチョ gaucho」、チリのそれを「ウワソス huasos」と呼んでいる。
た
- ダービー・ハット(derby hat)
山高帽子のこと。フェルトで作られ、丸型のクラウンが特徴。イギリスでは俗にボウラーと呼ぶ。また「ビリーコック billycook」の名称もある。 - タイ・クリップ(tie clip)
タイ・ホルダーの一種。バネ付きのクリップではさんで留めるもので、もっとも一般的なもの。ワニの口に似ているところから「ワニグチ」の別名がある。 - タイ・ダイ(tie dye)
絞り染めのこと。個人でもできるところから、既製品を嫌う若者達に好まれ、とくにTシャツ、ジーンズでのそれは一種の反体制運動の象徴にもなったことがある。「タイ・ダイド・ルック」の名で呼ばれた。 - ダイイング(dyeing)
「染色」のこと。染料や顔料で繊維、織物、皮革などを着色することをいう。染色方法を大別すると「先染め=トップ・ダイ」と「後染め=ピース・ダイ」のふたつがある。前者は糸または綿の段階で染めるもの。後者は織物の段階で染めるものをいう。 - タイト(tight)
"引き締まった、窮屈な"の意。衣服が身体に密着した状態。 - ダイヤゴナル(diagonal)
斜め45度の角度をもつ、畝の出た綾織柄。変形として、畝が2本の線をグル-プとして構成された「ダイヤゴナルズ」、ストライプをのせた「ブロ-クン・ダイヤゴナルズ」、がある。 - ダ-ツ(dart)
「縫い込み」のこと。背広の前ダ-ツ、などと使う。これを取る事によってジャケットのシルエットが変化してくる。ダ-ツのない背広としては、アイビ-調のそれがあげられる。 - タック(tuck)
「ヒダ」のこと。スラックスのウエスト・バンド下部によく見られ、これのないものを「ノータック・スラックス」一本のものを「ワンタック・スラックス」などと使われる。 - タッブ(tab)
衣服に用いられる「持ち出し」のこと。実用、装飾用として使われる。カントリー調のジャケットの左上衿、タッブ・カラーのシャツに見られるもの。パイルなしのテリー・クロスの一種の名称でもある。 - タップ・カラー(tab collar)
シャツの衿に小型のタップ持ち出しが付けられ、それをネクタイの下で留め合わすもの。この場合のネクタイのノットは小さめにしなければならない。 - ダッフル・コ-ト(duffle coat)
代表的な防寒コ-トの一種。フ-ドが身頃からつながり、ダブル・ブレステッドのまえ合わせがトッグル(浮子型の木片)をロ-プで止める形になった比較的ショ-ト・レングスのコ-トである。もともと、ベルギ-はアントワ-プ付近の都市「ダッフル」で織られている「ダッフル・クロ-ス」と呼ばれる厚手の毛織地で仕立てられた北欧の漁夫用コ-トであったが、第二次世界大戦中、イギリス海軍が北海警備の勤務用に採用したところから急速に一般化した。現在ではダッフル・クロ-スを使う事はほとんどなく、メルトンなどの厚手の生地を使っており、スポ - タブ・クロージャー(tab closure)
「タブを用いて締めるもの」という意味で、持ち出しの付いたベルトレス・スラックスなど、そうしたものの総称である。 - タフタ(taffeta)
なめらかな感触のある平織り地。薄コハクなどともいう。使う素材によってシルク・タフタ、ナイロン・タフタなどの名称がある。 - タブリエ(tablier(仏語))
"前掛け"の意。エプロンのような後ろ開きのオーバードレスのこと。スカートの上から重ね着の一種として用いられている。 - ダブル・ブレステッド(double breasted)
ジャケット・コ-トなどの打ち合わせがダブルになっているものの総称、またはそうしたスタイル。一般に「両前」と言う。この場合の襟型はピ-クド・ラベルが使われ、フロント・カットは水平になるのが常識とされる。BR> - タンナー()
パタンナーとはパターンいわゆる型紙を作る人のことです。服にはサイズもありますから、サイズごとにパターンを作ることをグレーディングといいます。パタンナーとグレーダーは分業の場合もあります。服の出来栄えの良し悪しはパタンナーのセンス次第とも言われています。 - タ-ンナップ(turnup)
スラックスの裾の折り返しのこと。主にイギリスで使われる言葉。タ-ンナップが付くようになったのは20世紀のはじめのことで、最初は特に、タ-ンナップ・トラウザ-の呼び方がされた。それまでは、すべてシングル仕立てとされていたのが普通で、あるダンディが雨に濡れるのをおそれて裾を折り返したことに始まるといわれている。
ち
- チープ・シック(cheap chic)
お金をかけずにスマートに装うこと。もしくは、そうした価値観やスタイルのこと。1975年にアメリカで発行された雑誌"チープ・シック"がその由来。 - チェスト・ポケット(chest pocket)
胸ポケットの総称 - チェスト・ライン(chest line)
脇の下を一周する線のこと。バスト・ラインとは区別して使われている。 - チェビオット(cheviot)
イギリスはイングランドとスコットランドの境界にあるチェビオット・ヒルズ周辺を原産地とする、ブラックフェース種の羊毛から織られたツイード地のこと。一般のツイードと比較して組織が密で、タッチが柔らかく、全体に光沢があるのが特徴。コート、スポーツ・ジャケットなどに使われる。 - チェルシー・ブーツ(Chelsea boots)
チェルシーはロンドンのファッショナブルな区域の名称。これから連想されるようにファッショナブルな雰囲気を持ったブーツのことでヒールが普通のものより高く、サイドをゴア付き、またジッパー留めとしたもの。高さはおおむねくるぶしより上とされる。初期のビートルズがよくはき、有名になった。 - チェンジ・ポケット(change pocket)
背広上着の右脇ポケットの上に付けられた小物入れ用小さなポケットのこと。小銭のほか切符などをいれるところからチケット・ポケットの別称もある。 - チケット・ポケット(ticket pocket)
チェンジ・ポケットの別称。切符(チケット)やコインをいれることから、この名称がある。右ポケットの上に付けるのは機能的な面からも当然である。 - チップ(tip)
「先端」の意味。シャツの衿先や靴の爪先をさしていう。ラウンド・チップなどの使い方をする。 - チノ(chino)
厚手の綾織りコットン地の一種。もともと第一次大戦中のアメリカ陸軍で使いはじめた。カーキー、生成り、白などの色が多く、スラックス、ことにカジュアルなそれに使われることが多い。「チノーズ」はこの生地を使って作られたスラックスのこと。「チノ・クロース」の名称もある。 - チュール(tulle)
「チュール」とは、6角形の編み目の薄い網状の布で、ベールやドレスの素材として使われることが多いようです。素材は本来、絹糸であったが近年ではナイロンなどの化学繊維が多い。このチュールに、刺繍などを施したものを「チュール・レース」という。語源は、フランスのチュールで初めて生産されたことによる。 - チュニック(tunic)
ゆったりした太もも丈ぐらいのストレートな服のこと。古代ローマのチュニカ(ラテン語で"下着"の意)がその由来。 - チン・ウォ-マ-(chin warmer)
チンは「あご」、ウォ-マ-は「暖めるもの」で、トレンチ・コ-トに付いているあごをおおう三角形のこと
つ
- ツイーディ・ルック(tweedy look)
シティ・スポーツ・ルックの一般化された言葉。ツィードでスーツ、ジャケット、スラックスを仕立てて街中で着こなす様子。 - ツィギー(twiggy)
"小枝の、小枝のような、細い"の意。細い枝のようなシルエットを"ツィギー・ルック"という。"スリム"や"スレンダー"等と同義。 - ツイ-ド(tweed)
太い紡毛を使って織られた平織り、または綾織りの生地の総称。スコットランドのツィ-ド河流域を原産地とする。スポ-ティな感覚が持ち味で、カントリ-・ライクなコ-ト、ジャケットに多用される。ハリス・ツイ-ド、エディンバラ・ツイ-ドなど多くの種類がある。 - ツイル(twill)
撚糸(2本ないし、3本の糸を撚り会わせた糸)で織られた織物の総称。目のつんでいるのが特徴。材質によってナイロン・ツイル、テトロン・ツイル、コットン・ツイルなどと呼ばれる。コート、ジャンパーなどに使われることが多い。 - ツイン・セット(twin set)
ニット・ウエアのコーディネートの表現で、カーディガンとセーター(またはスリーブレス・セーター)を同じ素材・色・柄で揃えて、セットにしたもの。レイヤード・ルックの簡単なやり方といえる。「セーター・セット」、「マッチ・セット」、「ツイン・セーター」の呼称もある。 - ツートーン(two-tone)
"2つのトーン(色調)"の意。一般に、調和のとれた2色配色を指す。
て
- ディテール(detail)
"細部、細かく手の込んだ細工"の意。 - ディテ-ル(detail)
「細部」の意味。衣服で衿やポケットなど細かい部分のことをさす。ディテ-ル・デザインなどと使う。 - テーラー(tailor)
「布地を裁断し、縫い、コート、スーツなどの服を仕立てる人」の定義がなされる。一般に男ものの洋服屋、裁縫師を意味する。テーラードになると「男もの仕立ての」の意味になり、「女もの仕立ての」ドレスメーカード、ドレスメーキングに対する用語となる。 - テーラード・カラー(tailored collar)
衿型の一種で、背広型の衿を背広以外に用いた場合に呼ばれることが多い。主として女性のドレスなどに使われる。 - テーラード・クロージング(tailored clothing)
背広、コート、オッド・ジャケット、トラウザーズなど男の外衣の中でもテーラードな作りをされた服の総称。1960年中頃からアメリカで主に用いられるようになった。「背広型衣料・重衣料」の訳となる。 - テーラード・ショルダー(tailored shoulder)
テーラードは、「男もの仕立ての」を意味する言葉。したがって、さまざまな背広の肩線を総称して用いる。日本では、注文服にみられるような肩先が美しく張り、微妙なカーブを描いた肩線のこともこう呼んでいる。 - テーラード・スーツ(tailored suit)
「男もの仕立てをしたスーツ」の意。背広の凝った呼び方である。対して、女もの仕立てのことはドレスメーカード dressmakerdという。 - テキスタイル(textile)
"織物、布地"の意。ラテン語の"textilis(織物)"もしくは"texere(織る)"が由来とされる。転じて、織物と織物素材の総称や、生地全般を指す。繊維品全般を指すこともある。 - テキスタイル・デザイン(textile design)
アパレル用生地や繊維性インテリア用の生地や織物のデザインのこと。大別して、生地の組織・組織柄・風合い・表面効果及び色を作り出すデザインと、生地にプリント柄を施すデザインとがある。 - デザイナー(designer)
別項参照。 - デザイナー・クローズ(designer's clothes)
特定のデザイナーがデザインし、またパターン(型紙)を提供しまたネーミングを提携するなどして、その名前が冠せられた衣料品の総称。 - デュオス(duos)
デュオは「2重奏、2人組」の意味で。ジャケットとスラックスの2者がよくコーディネートされた別素材で仕立てられてスーツと呼ばれるものをいう。また、2種類の感覚を生み出す目的からジャケットに2本の異なるスラックスを合わせてスーツとする販売テクニックもいう。 - テラコッタ(terra-cotta)
粘土を焼いたような感じの、赤みがかったオレンジ色。赤褐色のこと。テラコッタはイタリアの赤土素焼きを意味する。 - テリー・クロス(tarry cloth)
パイル織物の一種で、俗にいう「タオル地」のこと。ビーチ・ウエアーやカジュアルなニット・ウエアに用いる。 - テレスコープ(telescope)
テレスコープ(望遠鏡)のレンズ部分に見られるような、平らでふちを丸くくぼませたクラウンを特徴とする帽子のこと。この形を「テレコープ・クラウン」と呼ぶ。 - テントドレス(tent dress)
テントのように裾に向かって広がったドレス。肩の辺りはフィットさせ、胸から裾に向かって緩やかなフレアーが入ったもので、"トラペーズ(台形)ライン"のドレスよりもさらに広がったもの。
と
- トイレットリーズ(toiletries)
石鹸からオーデコロンまでを含めた化粧品のすべてをいう。 - トウ・コート(tow coat)
スリー・クォーター・レングスでダブル・ブレステッドの毛足の長いコート。トッグル(浮木型の木片)で前合わせを留める。冬季のスポーツ用に使うものである。これに似たコートにダッフル・コート、ローデン・コートがある。 - トウ・ソックス(toe socks)
5本の指型が作られた靴下のこと。普通、靴下は指なしでデザインされているが、これは手袋と同じように指が別々になっている。トウは「爪先」の意味。 - トウ・メダリオン(toe medallion)
靴の爪先飾りの一種。穴飾りのこと。ストレート・チップやウイング・チップと組み合わせて用いられることが多い。トラディショナル調の靴に多く見られるもの。 - トウスピック・トウ(toothpick toe)
靴の爪先型のひとつで、トウスピック(爪楊枝)の名称からわかるように、非常にとがった形のもの。 - ドウボーイ・ジャケット(doughboy jacket)
第一次世界大戦時、アメリカ陸軍の歩兵が着用したミリタリー・ユニフォーム。立衿で両胸と両脇に大型のフラップ&プリーツ・パッチ・ポケットが付きエポーレットが飾られる。ドウボーイは歩兵を意味する俗称である。 - トーク(toque)
プリムがまったくなく頭にぴったりフィットする小さな丸帽のこと。多くは女性用であるが、男性用としても毛糸で編まれたものがある。 - トート・バッグ(tote bag)
- ドスキン(doeskin)
目のつんだビロードのような光沢をもつ生地のこと。礼服地として使われる「繻子目羅紗」(しゅすめらしゃ)とも呼ばれる。 - ドニゴル・ツイード(donegal tweed)
アイルランドのドニゴール地方で織られたツイードのことで、経糸と緯糸の色を違え、さえた原色が節になって点在する。 - トラウザ-ズ(trousers)
紳士用ズボンの総称。主にイギリスで使われる言葉だが、一般的にはスーツとして組み合わる場合のスラックスを指す。スラックス、パンツがスポーティーな響きを与えるのに対して、ドレッシーな感じがある。 - トラディショナル・ルック(traditionallook)
アメリカ、特にニューヨーク、ボストンなど東部海岸地方の流行スタイルの総称。現代の男の服の中で、はっきりとした着こなしのルールが設けられた、ただひとつのものていうこともできる。全体にスポーティーで、機能的なルックスが特徴とされている。トラディショナルとは「伝統(的)の」の意味である。俗に「トラッド」と呼ばれている。アイビー・リーグ・モデル、アメリカン・トラディショナル。 - トリプル・ストライプ(triple stripe)
「三重縞」のこと。3本のストライプをひとつのグループにして等間隔で並べた縞柄をいう。また、これと同じようにして、格子柄を形成するものは「トリプル・チェック」と呼ぶ。 - トリミング(trimming)
衣服類の仕上げに用いる装飾物の総称。ボタン、ファスナーなど一般に「付属」と呼ばれるものからプレード、フリルなど装飾性の強いものまですべて含まれる広い意味のある用語。 - トルソー・ライン(torso line)
上着丈を長めにして、全体にスリムな感じを強調したシルエット。 - ドルマン・スリーブ(dolman sleexe)
見頃からつながった感じの、ゆったりとした深袖のこと。もともとはトルコ人の着た外套「ドルマン」の袖に似ていたところから、この名称が生まれた。婦人のニット・ウエアによくある。 - トレンチ・コ-ト(totrench coat)
「キング・オブ・メンズ・コ-ト」の異名さえ付けられる。もっちも代表的な男のコ-トである。ダブル・ブレストでベルト付きとなっているのが第一の特徴。肩にエポ-・レット、背中のケ-プ型のヨ-ク、ガン・パッチ、チン・ウォ-マ-などディテ-ル・デザインは複雑に、かつ機能的に取り入れられている。第一次世界大戦中、イギリス陸軍が塹壕(トレンチ)戦用に開発した古事来歴はあまりにも有名。生地は防水加工を利点とするバ-バリ-を使ったものが本物だが、コットン・タイプに加えて、ウ-ルも多用され、色柄的にも変化が多い。「完成された - トレンド(trend)
"傾向、趨勢"の意。ファッション業界用語としては、"流行の先端"を意味する。 - ドローストリング(drawstring)
引き締める紐のこと。ウェストなどに紐通しを付け、紐の長さでサイズ調整できるようにしたデザイン。ジャケットやパンツでよく見られる。 - トワル(toile(仏語))
大麻・亜麻・木綿等の粗い未晒生地を意味する。"トワール"ともいう。ドレーピング(立体裁断)や仮縫いのとき、トワルを人体やボディー(人台)にあてて形を作り、それをもとに型紙を作成することが多い。
な
- ナイト・ウエア(night wear)
部屋着、寝間着など、夜間、家庭用として着られる衣料の総称。 - ナイト・ガウン(night gown)
夜間、家庭内でくつろぐ時に着られるガウン(部屋着)のこと。 - ナイト・キャップ(night cap)
眠る時に用いるふちなし帽子のこと。頭にピッタリとフィットし、髪の乱れを防ぐためや、頭を保護するために使われる。ネットなどで作られることが多い。 - ナイトシャツ(nightshirt)
寝間着のこと。スリーパーの別称である。くるぶし丈のプル・オーパー型のものをいうことが多いが、膝丈でボタン・フロントにした形が今は多い。これはスリープ・コートと呼ぶ。 - ナイロン(nylon)
合成繊維の一種。アメリカのデュポン社のW・H・カローザスによって発明された世界最初の合成繊維である。石炭を原料とするポリアミド系繊維。 - ナスティー(nasty)
"ひどく汚い、極めて不潔な"の意。汚いぼろルックを"ナスティールック"、"ナスティーファッション"などという。 - ナチュラル・ショルダ-(natural shoulder)
背広の肩線の一種。「自然型」と呼ばれるほど、パッドもあまり使わない、誇張のない感じのもの。トラディッシュ・モデルは、別名「ナチュラル・ショルダ-・モデル」といわれいるくらいに、この肩線を特徴としている。近頃ではアン・ス-ツの影響もあり、なお一層、自然な感じが強調されている。
に
- ニッカ-・ホ-ズ(knicker hose)
長靴下の一種でニッカ-に合わせてはく、ごく長いタイプのものをいう。 - ニット・シャツ(knit shirt)
ニット製のシャツの総称。その意味ではTシャツからアウタ-・シャツ・タイプまでさすことになるが、一般的にはスポ-ツ・シャツ型のものをいうことが多い。 - ニュー・トラディッショナル(new traditional)
良家の女学生風のスタイル。神戸が発祥といわれる。略して"ニュートラ"。 - ニュートラ()
'70年代以降若い女性の間でブームになったスタイル。ブレザー・スーツ、プリント・ワンピースにカーディガンを基本とし、エルメス、セリーヌなどの海外高級ブランドの小物を合わせる着方。和製造語なので、本来のニュートラディショナルとはあまり関係ない。 - ニュートラル(neutral)
"中立の、公平な、中性の"の意。
ぬ
- ヌ-トリア(nutria)
南アメリカに原産するビ-バ-に似た動物のことで、これの毛皮を意味する。うすいブラウンの外観で耐久性がある。 - ヌ-バック(nubuck)
スエ-ドの一種で銀面(銀付け加工された革)を起毛させたものをいう。カジュアルな靴に用いる。 - ヌバック(nubuck)
牛や羊の毛皮を削って毛羽立たせ、ビロード地のような質感を出したもの。裏皮を起毛させたスエードよりもきめが細かく、しなやかな風合いがある。
ね
- ネーム・バリュー(和製英語)
"知名度"と同義。 - ネオ(neo)
"新"を意味する結合語。"ネオ・クチュール(ニュー・クチュール)"、"ネオ・バロック(現代的なバロック)""ネオ・コンサバ"等のように用いる。 - ネオン・カラー(neon color)
蛍光色のこと。 - ネクタイ(necktie)
首や衿のまわりに巻いて、前に結ぶ帯状または紐状のアクセサリ-。ネック(首)タイ(締める)の複合語である。欧米では多くクラバットの名があるが、これは17世紀、パリにやってきたクロアチア騎兵隊(クロアット croate)の首に巻かれた鮮やかな布片にちなんだものである。日本では慶応3年に出版された「西洋衣食住」の中に「ネッキタイ(襟飾)」の文字が見える。単に「タイ」とも呼ぶ。 - ネッカチ-フ(neckerchief)
無地または柄の正方形の布片で、装飾的な首巻きとして用いられる。多くはシルクやコットンで作られる。ネック(首)とカチ-フ(頭をおおう方形の布)からなる言葉。 - ネップ(nep)
糸に付いた繊維の塊のことで、"節(ふし)""小節(こぶし)"ともいう。糸の欠陥の1つ。
の
- ノーフォーク・ジャケット(norfolk jaccket)
19世紀から20世紀初めにかけてイギリスで狩猟用、ゴルフ用などに使用されていた。スポ-ツ・ジャケット。その後、ノ-フォ-ク・タイプのス-ツ、ジャケットが1910年代のタウン・ウエア-となり、現代まで引き続いていてベ-シックな男の衣料となっている。シングル・ブレステッド、フラップ・ポケット、両脇にアクション・プリ-ツを特徴とし、ボタンは皮のくるみボタンが付けられる。 - ノーブランド(no brand)
ブランド表示をしないこと、または、ブランド表示をしない商品のこと。有名ブランドのネームをはずしたものがノーブランドとして出回ることもある。 - ノッチド・ラベル(notchedlapel)
一般の背広に見られるごくオ-ソドックスな衿型。俗に「菱衿」と呼ぶもの。シングル・ブレステッドのジャケットの衿はこれになる。 - ノッチドラペル(notched lapel)
日本語で菱衿と呼ばれる、ピークドラペルと並んで代表的な背広の衿型。ノッチは V字の刻みの意。切れ目の下がった衿で、シングルブレストのジャケットに用いられる。 - ノット(knot)
結び目のこと。特にネクタイのそれを指していう場合が多い。 - ノン・スーツ(non suit)
ス-ツでないス-ツといった意味で、これまでの常識を破った新しい形式の上下一対を総称する。さまざまな解釈がなされるが特に既成の背広型に対抗し、また改革するためにあらわれた1970年以降のものについていう。主に外観的に新しいそれをいい、カ-ディガン・ス-ツ、シャツ・ス-ツ、ブルゾン・ス-ツ、ベスト・ス-ツなどが代表的。また内面の構造的なニュ-・ス-ツをアン・ス-ツ(アンコストラクテッド・ス-ツ)、イ-ジ-・ス-ツと呼び、上下組み合わせ的に新しいス-ツをコ-ディネ-ト・ス-ツ、ミックスド・ス-ツ、スポ-ツ・ス-
は
- バイアス・カット(bias cut)
バイアスは「斜め」の意味。織物の布目の方向のことで、たて糸とよこ糸の交差角度90度に対して、斜めに布を裁つこと。45度の物を正バイアスと呼びます。 - バイオウォッシュ(biowash)
ジーンズの洗い加工のひとつ。セルロース分解酵素を用いる。 - パイピング(Piping)
生地の端を細いテープや別布で包んだディテールのこと。解れ止めや装飾の意味での処理。 - パイプド・ステム(piped stem)
煙突のように上からし下まで同じ太さのシルエットをもったスラックスの型。スト-ブ・パイプと同意語。 - バイヤー(buyer)
「仕入担当者」の意。主として小売企業に見られる業種だが、輸入業者や一部の卸商にも存在する。セレクター(商品の目利きとしてのスペシャリスト)をバイヤーと呼ぶこともある。 - パイル(pile)
毛羽(ケバ)を特徴とした織物。例としてはベルベットやタオルなどがある。多くは毛足をカットして用いられるが、そうしないものはアンカット・パイル・ファブリックと呼ばれる。 - バギー・パンツ(baggy pants)
股上が深く、ヒップから裾にかけて極端に太いシルエットをもつスラックス。バック、つまり袋のように太い、といった形容からこの名が付いた。それほど太くないタイプのものを「セミ・バギー」と呼んで区別している。オックスフォード・バッグス - パシュミナ()
ネパール山岳地帯に生息する山羊(チャングラ)の一番細く、柔らかい首の内側の毛のみで織り上げられた伝統的ショールです。パシュミナは12~14ミクロン - パッカリング()
縫い縮み、縫いズレによりできたしわ。 - バック・ストラップ(back strap)
服の後部に付く尾錠のこと、アイビー・スラックスやアイビ-・キャップまたチョッキなどに使うことがある。 - パッチ・ポケット(patch pocket)
張りポケットのこと。スポ-ティなデザインの服に使われる。 - パッド(pad)
「肩台」のこと。正しくは「パッディング」である。また、型通り丸くふくらませることも意味する。肩台は綿やフェルトを材料に作られ、カスタム・テ-ラ-の間では俗に「かたわた(肩綿)」と呼ばれる。「パット」という呼び方は間違いである。 - パッフド・スタイル(puffed style)
ポケット・チ-フの飾りかたの一種。別名アイビ-・ホ-ルドといい無造作にふわりとふくらませるやり方。昔からアイビ-・リ-ガ-達に好まれ、クラシックな雰囲気を持っている。 - バ-バリ-(burberry)
ロンドンのバ-バリ-社でト-マス・バ-バリ-親子によって発明されたレインコ-トの商品名。綾織で防水加工がほどこされた綿布で仕立てられている。このレインコ-ト地のこともいう。現在では、類似したレインコ-ト地を総称して呼ぶことが多い。有名なトレンチ・コ-トはその代表的産物である。「バ-ベリ-」と発音するのが正しい。 - ハラコ()
本来は牛の胎児のの毛皮ですが、全部が全部、ほんとに胎児の毛ってわけでもないようです。本物だとかなり値が張るので、どうも最近はニセハラコがでまわっているようです。で、その正体は馬の皮だったりポニー革だったりするみたいです。だから、とても短い毛の生えた革を総称してハラコと捉えてもいいんじゃないでしょうか?欧米では腹仔なんて使ったら環境保護団体だか動物愛護団体だかがだまってないですからね。ドルチェ&ガッバーナが、本物のハラコだかポニーの毛皮だかを使ったっていって、えらい叩かれてるみたいです。 - ハリス・ツイ-ド(Harris Tweed)
ツイ-ドの中でも、もっとも有名なもの。スコットランドはハリス島周辺を産地とする手織りツイ-ドのこと。この名称はハリス・ツイ-ド協会のトレ-ド・マ-クである。 - ハンティング・ジャケット(hunting jacket)
狩猟用のジャケット。肩にガン・パッチが付き、シングル・ブレステッドで、ツィ-ドなど主にざっくりした素材が使われている。 - ハンドウォーマー・ポケット(handwarmer pocket)
ピー・コートなどに見られる両脇に縦に付いたポケットのこと。ハンドウォーマーとは「手を暖める」の意。 - パンプス(pumps)
夜間のフォーマル・ウエアに用いられるドレッシーな靴。エナメル革などで作られ、フロントが小さなボー・タイが付きごく低めにカットされたスリッポン型である。布地で作られ、豪華な宝石がボー・タイの代わりに付くファンシーなものもある。
ひ
- ピ-・コート(pea coat)
ダブル・ブレステッドで丈の短いスポーティなコート。前合わせが、左右どちらにもでき、さらに大きめのリーファー・カラーが付けられていることは船上での防風を意識したものである。両脇ポケットの上にマフ・ポケットが付くのも特徴。 - ピークドドラペル(peaked lapel)
日本語で剣衿と呼ばれる、ノッチドラペルと並んで代表的な背広の衿型。ピークドは「とがった」の意。衿の先が剣のようにとがって上向きになっている衿型のこと。 - ピーコート(pea coat)
もともとアメリカの水兵が防寒用に着ていたコート。オランダ語でラシャのコートを意味する「pji jekker」が英語で「pea coat」と呼ばれるようになった。「pea」は「エンドウ豆」の意。「Pコート」は和製英語である。 - ヒール(heel)
「かかと」のこと。特に靴のかかとをいう。トウ(爪先)に対して使われる。流行によって高さ、太さが変化する。 - ピ-クド・ラベル(peakedlapel)
背広の襟型の一種。下襟の角度を大きく上に上げたもの。主としてフォ-マル・ウエア-の上着に使われる。ピ-クは「峰」のことだが、日本では「剣衿」の俗称がある。 - ビスポ-ク(bespoke)
レディ-・メ-ドに対して使われる言葉で、「注文服」または「注文服店」のこと。ビスポ-ク・テ-ラ-ということもある。「カスタム・テ-ラ-」。 - ピック・ディテール(big detail)
服の細かい部分を大きくデザイン化したもの。ワイド・ラベル(幅の広い衿)の登場にともなって、関連するポケット・フラップの幅やスラックスの折り返しの幅を広くしたり、ボタンを大型化したところから生まれた用語。ワイド・ディテールともいう。 - ピッグスキン(pigskin)
豚革。銀面模様が特徴。手袋などに使用する。 - ビット・モカシン(bit moccasin)
くつわの「はみ」をフロントに取り付けたモカシン・タイプの靴のこと。グッチなどの馬具商が多く作ることからグッチ・ローファーズ、またはイタリアン・モカの別名もある。 - ヒップ・ハンガー(hip hanger)
股上の浅い、ヒップに引っかけてはく感じのスラックスの総称。ヒップ・ボーン・スラックスの別称は、ヒップ・ボーン、つまり腰骨に引っかけてはく感じからきている。ローライズ・スラックス。 - ヒップ・ホケット(hip pocket)
スラックスの尻ポケットのこと。スラックスのデザインに応じて、多くの種類がある。またピス・ポケット pis pocket の名もあるが、これはかつてピストルを差し込んだところから呼ばれるものである。 - ヒップボーン(hipbone)
ウエストにポイントを置かず、スカートやパンツを腰骨にひっかけて履くスタイル。 - ヒュージ・ボタン(huge button)
特に大型のボタンのこと。コート用のボタンを意識的にジャケットに付けたりするテクニックのこともいう。 - ピリング(pilling)
布地の表面にできた小さな「きず」のこと。一般的には毛玉をさすことが多い。専門的に「エス」と言う場合がある。 - ビルト・アップ・ショルダー(built up shoulder)
背広の肩線の一種。詰め物をして、袖山を高く盛り上げた肩線のこと。ロープド・ショルダーとも呼ぶ。 - ピンホ-ル・カラ-(pinhole collar)
シャツの衿型の一種。両方の衿をピンで止める形式のもの。このピンには昔からの安全ピンを使うやり方が正しいとされている。
ふ
- ファッション・ジーンズ(fashion jeans)
ファッション的な感覚を取り入れたジーンズの総称。ジーンズの形はそのままにして他の素材におきかえたタイプとディテール・デザインをボタンナップ型などファンシーなものにしたタイプがある。 - ファティーグ・ルック(fatigue look)
ファティーグとは「労働、雑役」などの意味で、ファティーグ・クローズといえば「作業着」のことになる。つまり作業服をファッション・ウエアとした着こなし方、また作業服のイメージで作られたファッション衣料の呼び方でもある。ワーク・ジーンズなどが含まれる。 - ブイ・ゾーン(V zone)
背広の衿開き部分をいう。V字形を作っているところから、こう呼ばれる。ドレス・シャツとネクタイが主役となり、地味な背広を着ている男性にとってはここが唯一のお洒落の見せ所となことから、そのファッション表現も重要である。 - フィールド1(フィールド2)
フィールド3 - フィッシャーマンズ・セーター(fisherman's sweater)
ケーブル編み、ジグザグ編みなどを特徴とするごく厚手のセーターの総称。北欧、ことにスコットランドやアイルランドの海岸、小島周辺に住む漁夫達が着ていたところからこの名がある。柄の種類が多いのは、漁夫が遭難した場合に彼らの家がすぐわかるようにそれぞれの家の紋がわりにしたからだといわれる。悲しい歴史を秘めながら、現在はアウター・セーターの最たるものとされている。 - フィンガー・チップ・レングス(fingertip length)
コートレングスで、手をまっすぐ下ろしたときの指先までの長さをいう。 - フード(food)
頭巾(ずきん)のこと。ダッフル・コート、ベンチ・ウォーマーなど防寒用のコートに取り付けられているほか、フード付きのセーターなどもある。雨具用のコートでは、取り外し可能のデタッチャブル・フードが付いたものもある。 - フェイド・アウト・ジーンズ(fade-out jeans)
フェイド・アウトは「音や映像が自然に消えていく」の意味。インディゴ・ブルーが洗いざらしにされて自然にさめた感じのジーンズをいう。ブリーチド・ジーンズほど白くなく、人工的でないところに新しさがある。ウォッシュ・アウト・ジーンズと同義。 - フォークロア・ファッション(forklore fashion)
世界の民俗(族)衣装にアイディアを求めて作られた服装、またはそれの影響をうけた服装、またそれを直接用いた服装などの流行をいう。一般的には「民俗(族)服的なファッション」のこと。 - フォーマル(formal)
"形の、正式の、儀礼上の、夜会服"の意。衣服の着用場面をFOP(フォーマル、オフィシャル、プライベート)に3分することがあり、この場合のフォーマルはいわゆる冠婚葬祭を意味する。フォーマル・ウェアは礼装、礼服のことで、正礼装・準礼装・略礼装、またはブラック・フォーマルとカラー・フォーマル等に分けられる。 - フォワード・ファッション(forward fashion)
現時点より進んだファッション。またこれからのファッションをリードしていく立場にあるファッションのことをいう。 - ブッシュパンツ(bushpants)
厚手のコットン地でつくられたスポーティなスラックス。前ポケットにジーンズに見られるようなホリゾンタル・スリット型を使い、両モモに大型のフラップ付のポケットが付いていて機能性抜群。 - フューチュリズム(futurism)
未来派志向主義。ゴム、ビニール、ストレッチ等のハイテク素材を駆使した、機械仕立てやロボット風のデザイン等の超人為的な新感覚の表現を志向すること。 - ブラウザー()
ブラウスとブレザーの合成語です。 - ブラック・スーツ(black suit)
黒の背広の総称だが、特にインフォーマル・ウエア(略礼服)として用いられるドレッシーものをさすことが多い。カシミア、ドスキン、上質のウーステッドなどで仕立てられアクセサリーズをうまく合わせて、昼・夜のかしこまらない礼服として着られる。ピークド・ラベルでシングル・ブレスレット1つボタンといった上着がよく用いられるが、ノッチド・ラベルでシングル・ブレスレット2つボタン型のスリー・ピース・スーツで充分である。ベストを替えたりアクセサリーズを変化させて、さらに用途も広がる。 - フラップ・アンド・ボタン・ダウン・ポケット(flap & button down pocket)
フラップ(雨ぶた)をさらにボタン留めにしたポケットのこと。スポーティーなディテールのひとつである。 - フラップ・ポケット(flap pocket)
たれぶた、雨ぶたの付いたポケットのこと。雨ぶたかくしともいう。フラップは「ばたばたする、はためく」などの意。 - フラノ(flannel)
ツイードと並んで紡毛地を代表する織物のこと。平織り地をフェルト仕上げにしている。柔らかく、暖かいタッチが特徴となっている。正しくは「フランネル」という。フラノは後半分を省略した呼び方に「ネル」があり、共にフランネルのことをいう。 - ブランド(brand)
別項参照。 - フリース(fleece)
もとは羊毛を指していた。のちに保温用裏地のけばの柔らかい織物も指すようになったが、近年では厚地になりアウターとして使えるものも指す。 - ブリーチド・ジーンズ(bleached jeans)
ブリーチは「漂白」の意味。インディゴ・ブルーのジーンズを漂白したもの。青みがぬけて、白っぽくなっているのが特徴。もともとジーンズは、くたくたにはきこなして白っぽくなった感覚がうけていたが、これは機械的に最初から白っぽくしているものである。「ブリーチ・アウト・ジーンズ」ともいう。 - プリーツ(pleat)
折り目のこと。一般的に折り目はしっかりしたものが多い。プリーツとは区別すべきものにドレープ、ギャザー、ダーツ、タックがある。 - ブリティッシュ・モデル(Britih model)
英国調の背広型。紳士服の原形ともいえるこのモデルは、上着丈が長くウエストをしぼり裾にフレアーを出している。つまり、シェープド・ラインが基調となり、それにカントリー・ルックの味が加えられている。トラディショナル・ルックの原形もここにある。 - ブルゾン(blouson)[仏)
フランスでいわれるところのジャンパー。しかし、単なるジャンパーというより、よりファッショナブル味付けをされたシート・ジャケットといえるだろう。デザイン・バリエーションも広く、ジャンパーの言葉に代わって一般化している。 - ブルゾン・スーツ(blouson suit)
ブルゾンと共地で仕立てたスラックスを組み合わせたスーツ。 - プレーン・トウ(plain toe)
靴の爪先飾りがまったくないブレーンなもの。 - プレーン・ノット(plain knot)
ネクタイの結び方のひとつで「一重結び」と呼ばれるもの。もっとも一般的な結び方で、ノット(結び目)が小さくでる。シングル・ノット、フォー・イン・ハンド・ノットともいう。 - プレタポルテ(pret-a-porter(仏語))
別項参照。 - フレンチ・コンチネンタル(Frenchcontinental)
フランスの背広型の総称。以前は、肩がドロップ・ショルダー、曲線的なボデーシルエットなど特徴が見られたが、現在では明確な区別がつけられなくなっている。しかし、フランス独特のエレガンス、シックな雰囲気が感じられ、洗練された紳士服ということがいえるだろう。 - ブロードクロス(broadcloth)
組織が密なかっちりして柔らかな、光沢を特徴とした平織りコットン地。ポプリンと同義。多くはシャツ地に使用される。また、まったく別の意味で幅広のラシャ地に対してブロード・クロスと呼ぶ場合もある。 - フロック・コート(frock coat)
昼間の正礼装として用いられた礼服のこと。ダブル・ブレステッド6つボタン、ひざまでの長い丈、拝絹がかけられたピークド・ラベル、胸にウエスト・ポケット、ウエスト・シームを特徴としている。これに黒白の縞ズボンを組合わせる。しかしこの頃では、このコートの前裾を切り落として生まれたモーニング・コートに昼間第一礼装としての価値が認められ、普段は使われることはほとんどない。 - フロント・カット(front cut)
背広の前裾カットのことをさし、カッターウエー・フロント、ラウンディット・フロントなどの種類がある。
へ
- ベア天竺()
ゴム入りの天竺のことです。レディスで最近よく使われているようです。ポリウレタンなどを含み、伸縮性のあるものです。 - ペイズリー(paisley)
インド・カシミール地方の伝統的な模様で、カシミール模様とも言われています。18世紀初頭スコットランドのペイズリーに持ち込まれ、そこから各地に広まったことが語源。日本では、勾玉模様とも呼ばれています。 - ベーシック(basic)
"基本的な"の意。シーズン毎に変わらず、デザインも加えない基本的なスタイルのこと。 - ペール・トーン(pale tone)
明度が高く、彩度が低いトーンの総称。やや白っぽい感じ。 - ヘザ-・ミクスチェア(heather mixture)
ヘザ-とはスコットランドの高原に咲く「ヒ-ス植物」のこと。これを連想させる感じを持ったミックス調の生地をいう。グリ-ン、ブラウン、ベ-ジュなどを主体にしたツイ-ド、セ-タ-地に見る事ができる。 - ベ-シック・ファッション(basic fashion)
フォワ-ド・ファッションに対する言葉。あらゆる流行のなかで、つねに根底にあり、安定したスタイルを保っているファッションのこと。 - ヘリンボ-ン(herringbone)
日本では「杉綾」と呼ばれるクラシックなファンシ-・パタ-ン。ヘリンボ-ンとは「にしんの骨」の意味で、形が似ていることからこの名がある。現在ではオ-ソドックスなもののほかに、ストライプ柄をのせるなどしてファンシ-な感じのものが多くあらわれている。 - ベルトレス・スラックス(beltless slacks)
ベルトを用いないではかれるスラックスの総称。多くはウエスト・バンドの先端に持ち出しが伸びボタン止めとされる。脇にアジャスト・タブが付けられるのも特徴のひとつである。スポ-ティな用途に使われることが多い。 - ベンチ・ウォ-マ-(benchwarmer)
本来そはアメリカン・フットボ-ルの選手が待機用にベンチで着た防寒コ-のこと。大型のパッチ・ポケット、フ-ド付き、スリ-・クォ-タ-・レングスのものである。 - ベンチレーション(ventilation)
空気の通りを良くするために付けられた機能。鳩目を使って穴をあけたり、背中の切り返しで上身頃と下身頃を一部だけ縫い合わせたり、メッシュを使ってつないだりしたものがあります。
ほ
- ボイル(voil)
細い糸で織られた平織りの薄地織物。目が荒く透き通った感じが特徴でこれでシャツを仕立てるとシースルー効果抜群である。 - ポインテッド・エンド・タイ(pointed end tie)
先端が三角にとがったネクタイのこと。ごくオーソドックスな形であるるまたバタフライ・ボウで両端が三角になったものもこの名で呼ぶが、特にポインテッド・エンド・ボウの名称を付けることもある。 - ポインテッド・トウ(pointed toe)
靴の爪先のデザインで、先端のとがったものをいう。極端にとがったものは「イタリアン・カット」と呼ばれたが、現在はイタリアのそれもラウンド・トウ・タイプに変化している。 - ボートネックライン(boat neck line)
衿ぐりが船底のように見えるもの。鎖骨に沿ってカーブを描いたものをいい、両肩の部分に鋭角の角が出来るのが特徴。 - ポートフォリオ(portfolio)
元は紙ばさみ、折りたたみ式書類鞄の意。転じて投資家の運用資産を指す。 - ホームスパン(homespun)
「家で紡がれた」の意で、ざっくりとしたハンドメード手織りの感覚を大切にしたツイードの一種。厳密な意味においては、手織りスコッチをさす。 - ボーラー(bowler)
「山高帽子」のこと。ダービー・ハットの別称。堅いフェルト製で、イギリス紳士の代名詞ともなっているもの。 - ポーラー(poral)
太い強撚糸から作られた平織りウーステッド地。盛夏用のスーツなどに用いられたが、最近は春・初夏用になりつつある。 - ボールド・ルック(bold look)
1920年代から1930年代にかけて、アメリカのシカゴを中心に流行した背広のスタイル。すべてボールド(大胆)なデザインを取り入れ、男性的な雰囲気をかもしだしている。その後、20年ごとの周期で復活している。 - ボーン・カラー(bone color)
骨の色、つまりオフ・ホワイトの別の呼び方。 - ホーン・ボタン(horn button)
動物の角から作られたボタンの総称。 - ボタン・アップ・カラー(button-up collar)
シャツの衿型の一種で、衿の両先に持ち出しがつけられ、スナップ・ボタンなどで両衿先を留める形にしたもの。タッブ・カラーの一種である。 - ボタン・ダウン・カラ-(button down collar)
シャツの衿型の一種。衿先を身ごろに付けらたポタンでとめるタイプのもの。アイビ-・ワ-ドロ-ブには欠かせないもので単純にボタンを付けるのではなく、適度なカ-ブを描くシャツカラ-が必要とされる。後衿にボタンが付く場合もある。ボタン・ダウン・マンはアイピ-・リ-グ校を卒業したエリ-ト・ビジネスマンのみにあたえられる敬称ともなっている。 - ボタン・フロント(button front)
前開きをボタン留めとしたものの総称。 - ボタン・ホール(button hole)
ボタン穴のこと。穴かがりはボタンホール・アイレット buttonhole eyelet、ボタンホール・ステッチ buttonhole stitchという。また、イギリスではボタン穴にさす飾り花をこの名称で呼ぶことがある。 - ボタン・ワン・ダブル(button one double)
ダブル・ブレステッドの背広上着などで、6つボタンの下ひとつがけとなっているデザイン。1920年代のボールド・ルックによく見られる型で、衿が大きく折り返り、Vゾーンも比較的広くなる。最近のソフト・スーツにによく見られる。 - ボックスプリ-ツ(box pleat)
「箱ヒダ」のこと。向きのちがう折り山が向き合うような形になったプリ-ツのこと。これを逆にしたのがインバ-テッド・プリ-ツである。 - ボトル・グリーン(bottle green)
深い濃色のグリーン。ボトルは瓶を意味し、ちょうど緑色の瓶の色から連想されたもの。これより少し浅い感じの色はモス・グリーンでありイングリッシュ・レーサー・グリーンの別称がある。 - ボトル・シェープド・タイ(bottle shaped tie)
瓶型のネクタイ。フロントの真ん中で、ちょうど、瓶のようにふくらんだもの。 - ボナパルト・カラー(Bonaparte collar)
衿型の一種。立ち折れのカラーと大きく返ったラペルをもった大型の衿型のこと。ナポレオン・ボナパルトが着た軍服から生まれたといわれ、「ナポレオン・カラー」「ナポレオニック・カラー」などの別称がある。エドワーディアン・ルックのジャケットの衿型、コートの衿型によく見られるデザインである。 - ポプリン(poplin)
横方向の畝を特徴とする目のつんだ平織り物をさし、綿ポプリン(ブロードクロス)、絹ポプリン、ウール・ポプリンなどの種類がある。 - ポペリズム(pauperisme(仏語))
高級志向の1980年代のアンチテーゼとして、マルタン・マルジェラが80年代の終わりに打ち出した貧困者風のスタイル。色あせたり、ほつれたり、わざと古着風に仕上げるなど、新しい価値観をもったファッションが注目され、90年代の新しい流れを作り上げた。シャビールック(shabby look)ともいう。 - ホリゾンタル(horizontal)
水平の意味。ホリゾンタル・ストライプは水平の縞、つまりヨコ縞のことになる。対して垂直のそれは「バーチカル vertical」である。 - ホリゾンタル・カラー(horizontal color)
シャツの衿型の一種。衿の開きの角度がほとんど水平まで大きく開いたタイプのもの。 - ポロ・セーター(polo sweater)
ポロ・シャツのデザインを取り入れてセーターにしたもの。 - ポンチョ(poncho)
首元にスリットを入れたかぶり式のルーズな衣服。防水布などを使って合羽型に仕立て防寒コートとして使われる。もともとは南米アンデス山地に住むインディオたちの織物の名称であり、それで作ったかぶり式の衣服をスペイン人が誤り伝えたものである。単純で原始的な衣服形式のひとつである。 - ボンディング(bonding)
二枚の布地を接着剤やウレタンフォームで張り合わせた織物のこと。織物と織物または織物と編み物を接着するのが一般的。リバーシブルとして使ったり、裏地の代わりなどのためにつくられます。不織布(接着芯地)もボンディングと呼ばれることがあります。 - ホンブルグ・ハット(homburg hat)
クラウンの中央にクリース(折れ目)がつき、ブリムの縁を絹テープで飾り、全体が巻き上がった感じのドレッシーな帽子のこと。「中折れ帽」。ソフト・ハットのイギリスでの呼び方でもある。ホンブルグはドイツのヘッセン州フランクフルト・アム・マイン近くの帽子の名産地のことである。
ま
- マイタ-・カラ-(miter collar)
シャツの衿型の一種。衿を一枚の布で作らず、衿足から垂直にあげた線で斜めつぎにしたもの。 - マイルド(mild)
"穏やかな、温和な、柔らかい"の意。 - マオ・カラ-(Mao collar)
衿型の一種。中国の人民服に見られるような立ち衿のこと。正式には立ち衿が折り返っているが、一般的には学生服の詰衿同じである。マオとは毛沢東主席のことである。またこれに似たものにネ-ル・カラ-があり、両者の違いは衿開きの差によるものという説があるが、厳密なル-ルがあるわけでわない。 - マオ・ジャケット(Mao jacket)
マオ・カラ-を特徴とするジャケットのこと。共地のスラックスを合わせたものを「マオ・ス-ツ」と呼び、ノン・ス-ツのひとつになっている。 - マキシ・コ-ト(maxi coat)
マキシ・レングスのコ-トの総称。 - マキシ・レングス(maxi length)
コート・レングスで、くるぶしから床すれすれまでの丈の長さをいう。女性用のフォーマルなドレスはたいていの場合、この長さとなっている。 - マス・ファッション(mass fashion)
マスが「集団、多数、多量」を意味することからもわかるように、一般化し大衆化したファッションのことをいう。機械で大量生産される既製服のこともさす。 - マスキュリン(masculine 仏)
マニッシュと同義。 - マッキントッシュ(mackintosh)
1823年、スコットランド人チャールズ・マッキントッシュCharles Mackintoshによって発明されたゴム引きの防水布で作られたショート・レングスのルーズなシルエットのレイン・コート。「マック」とも呼ばれる。1990年代初期にバーバリーが登場するに及んでその立場を入れ替えた。生地を指す場合には、防水加工としてゴムを塗布したゴム引き織物のこと。 - マッチ・ベルト(match belt)
スラックスにあらかじめ合わせて作られた、共地または別の素材のベルト。 - マット・ウーステッド(mat worsted)
ウーステッドの一種で、表面感がマット状に仕上がった平織りのものである。多くは色無地で使われている。 - マニッシュ(mannish)
「男のような」の意味で、対義語にフェミニンがあります。ただ単に男っぽいと言うだけでなく、それを着用することで女らしさを表現できるファッションを言います。 - マニッシュ(mannish)
"男性的な、男っぽい"の意。"マスキュリン(masculin【仏語】)"ともいう。女性のスタイルに男性的なニュアンスの手法や素材を取り入れること。 - マフ・ポケット(muff pocket)
ピー・コートなどに見られる垂直に切り口が開けられたポケットの俗称。ハンドウォーマー・ポケット。 - マフラー(muffler)
正方形または、狭い幅の長方形をした襟巻きのこと。シルク、ウール、カシミアなどで作られ、装飾と保護を兼ねる。もともと女性が顔を隠したり、風や日光を防ぐために使われていたものである。 - マラボー(marabou)
アフリカハゲコウ ((西アフリカ産)); その羽; ハゲコウの羽毛製の装飾、本来はハゲコウ(コウノトリの一種)という鳥の名前で、その羽などをさしたものが、漠然と羽の装飾品のことをさすようになった。 - マルチ・カラー(multi color)
多色遣いの意味。ひとつの生地の中にいくつかの色が使われている場合や、多色遣いの柄のこともいう。「マルチ・カラード・ストライプ」といえば、多色遣いの縞柄のことで、シャツやスポーツスラックスによく使われる。 - マルチ・ストライプ(multi stripe)
いくつかの縞を組み合わせたストライプ柄のこと。複雑な柄で、新鮮な効果を作りだしている。 - マルチ・パターン(multi pattern)
マルチとは「マルティプル」 multiple (複式の、多数の、多くの部分から成る)、の略で、いくつかの柄が組み合わされて表現される複合柄の総称を意味する。 - マンダリン(mandarin)
パジャマの上着に見られる1インチ(2.54㎝)ほどの高さのスタンド・カラー。ボタン留めや、またはフロッグ(装飾的に付ける飾りボタン)留めとなっている。マンダリン・カラーとは、もともと中国清朝時代の官使が着た制服の衿型でチャイニーズ・カラーとも呼ばれる。「詰め襟」を連想すればよい。最近のマオ・カラー(毛沢東の毛(マオ))と呼ばれる。
み
- ミクスチェア(mixture)
「混合」を意味する。二色以上の色糸を混ぜ織りにすることなどを意味する。又その概観をさす。ヘザ-・ミクスチェア - みごろ(身頃)
上着の部分で、袖に対して胴の部分を総称する。前部のことを「前身頃」うしろを「後ろ身頃」と呼ぶ。 - ミニマリズム(minimalism)
"最小限の"の意。もとは建築用語で、無駄な装飾を省いてシンプルにまとめること。ファッションでは、素材や着る人間本来の美しさを引き出すことを目指し、デザイン面での無駄を省こうとするスタイル。 - ミモレ(mi-mollet(仏語))
"ミ"は"半分の、真中の"、"モレ"は"ふくらはぎ"の意で、ふくらはぎの真中ほどまでのスカート丈のこと。日本では膝が隠れる程度の丈を意味する。
む
- ムートン(mouton)
羊の毛皮。裏側を表にするときは通常、スエード仕上げにする。
め
- メゾン(maison(仏語))
もとは"1軒の独立した家、建物"の意。転じて、"オートクチュールの店、デザイナーの名がついた会社"の意。ある1つのブランドを三人称的に指し示すときに用いられることが多い。 - メタモルフォーゼ(Metamorphose(独語))
"変形する、手を加える"の意。 - メランジュ(melange(仏語))
"混合、寄せ集め"の意。"ミクスチャー"と同義。霜降り調のニット等の総称。 - メルトン(melton)
肉厚のケバ立った紡毛地。平織りの生地をフェルト状に仕上げたもので、防寒用のコ-トやブレザ-に用いられる。
も
- モアレ(moire)[仏)
光沢のある波形や木目模様がついた織物。またそうした模様。ネクタイや夜間のフォーマル・ウエアに多く用いられる。 - モード(mode)
1."流行"と同義。2.グレードの高さで定評のあるデザイナーがプレタポルテやオートクチュールのコレクションで発表したクリエイティブな作品、またはそれが示す新しいデザイン傾向のこと。3.ファッション(流行)になる前の原型。 - モーニング・カット(morning cut)
アングル・ボトムの俗称で、スラックスの裾を後ろ斜め下へカットしたものをいう。モーニング・コートのトラウザーズがこの型となっている事から呼ばれる。 - モーニング・コート(morning coat)
昼間の正装として用いられる礼装。本来はフロック・コート、が第一礼装であったが、それに代わって普及している。前裾が大きくカットされ(カッターウエー)、スリー・クォーター・レングスの丈、シングル・ブレステッド一つボタン、衿はピークド・ラベル。胸にウエスト・ポケット、ウエスト・シームを特徴とする。ペストは普通、黒の礼服地で作られ、結婚式の場合、花婿がグレー・フランネルのものを使うこともある。生地は黒のドスキン、カシミアを用いる。日本では礼装の万能着と解釈して、昼間に引き続き夜間も着用することもあるが、本来の意味 - モカシン(moccasin)
U字型の飾りがついた1枚皮で作られたカジュアルな靴「インディアン・モカシン」がフル・ネームでアメリカ・インディアンが愛用した靴にちなんでいる。 - モザイク・プリント(mosaic print)
着色した石やガラスなどのかけらを床や壁面に張り付けて表現させたモザイクのモチーフをプリントにしたもの。 - モス・グリーン(moss green)
苔(こけ)を連想させる緑色の一種。 - モスリン(muslin)
欧米では下着やシャツの平織り綿織物を総称的に用いる言葉。日本では、かってメリンスなどと呼ばれた柔らかな薄地織物をいう。 - モチーフ(motif)
動機、主旨などの意。柄などをデザインするときにきっかけとされるものをいう。スポーツ・モチーフといえば主題をスポーツにとってデザインされることであり、モチーフ・プリントといえば何かテーマに持ったプリントの意味になる。 - モチーフ(motif(仏語))
"動機、理由"の意。あるデザインテーマの元となる題材のこと。 - モッズ・ルック(mod's look)
1965年から1966年に気違い的に流行した若者の前衛ファッション。ロンドンはカーナビー・ストリートに店を構える、ジョン・ステファンによって生み出され、世界的な流行となった。伝統と格式を誇っていたイギリス社会に、その後爆発的な若者文化が沸き起こる導火線の役割を果たしたともいえる。 - モディファイド(modified)
「加減する、修正する」などの意味で、すでに出来上がっている服などに手を加えて新しくすること、また部分的に修正をほどこすことをいう。モディファイド・アイビーなどと使う。 - モノキニ(monokini)
前から見ると普通のワンピースだが、後ろから見るとビキニのように見える水着。
や
- ヤング・アダルト(young adult)
"若い大人"の意。ファッション業界では男女でやや違いがあり、男性が23~35歳くらい、女性が23~27歳くらい。最近では。女性のこの年代を"OL"と称する傾向にある。 - ヤンピ-(yang-pi)
山羊の皮革。柔らかいことが特徴でレザ-・ウエア-に使われる代表的な素材とされる。また、インド産の緬羊の皮革をいうこともある。
ゆ
- ユー・チップ(U-tip)
靴の爪先飾りの一種で、U字形の飾りが付いたもの。また、この飾りのある靴のこともいう。 - ユー・チップ・タッセル(U-tip plus tassel)
ユー・チップにタッセル(房飾り)の付いた靴のこと。 - ユー・ネック(U-neck)
ニット・ウエアのネック・デザインの一種でU字形にくれているものをいう。 - ユニ・セックス(unisex)
ユニは「同一の」の意味から姓別意識のない服装などについて用いられる用語である。もともとは1956年、アメリカの性科学者ソローキンの著書「米国の性革命」端を発するものである。その思考がファッションまで及んだ結果といえる。モノセックス monosexともいう。 - ユニーク(unique)
"唯一の、珍しい、独特の"の意。 - ユニオン・スーツ(union suit)
シャツとパンツまたはズボン下がひとつなぎになった下着のこと。コンピネーションともいう。 - ユニセックス(unisex)
"男女共用の、男女差のない"の意。"モノセックス"ともいう。ジーンズやT-シャツが典型。 - ユニフォ-ム(uniform)
ユニは「同一の」、フォ-ムは「姿」を意味する。ビジネスの場、展覧会、博覧会、などの催し場などで着られる制服のこと。
よ
- ヨーロピアン・カジュアル(European casual)
ヨーロピアン調のカジュアル・ルックの総称。アメリカン・カジュアルに対峙するものだが、よりエレガントな外観に満ちているのが特徴。また、着こなし的にはかなり自由な組み合せが許されている。 - ヨーロピアン・カジュアル(和製英語)
ヨーロッパ風のカジュアル・ルックの総称。略称"EC"。70年代に"アメリカン・カジュアル(AC)"と共に用いられはじめる。フランスのシックな感覚のカジュアルという意味合い。"イタリアン・カジュアル"の台頭と共に、"フレンチ・カジュアル"と二分され、EC自体は用途が減った。 - ヨーロピアン・ルック(European look)
「欧州調」の流行スタイルの総称。コンチネンタルの言い方に似ているが、それが欧州大陸でのスタイルを意味するのに対して、ブリティッシュ・ルック(英国調)を含めたヨーロッパ全体のファッションを呼ぶところに違いがある。全体的にエレガントで、審美的なルックが特徴とされている。 - ヨ-ク(yoke)
コ-トやジャケットの肩、またスラックスの上部などに入れる切り替え布のこと。ストレ-ト・ヨ-クの他に変り型ファンシ-・ヨ-クとしてスカラップ・ヨ-ク逆山型やウエスタン・ヨ-ク逆山型が二つ付く型などがある。またジャケットの背中にタテ型のサイド・ヨクが付くこともある。 - ヨ-クシャ-・ツイ-ド(Yorkshire tweed)
イギリスはヨ-クシャ-産のツイ-ドのこと。一般的に安物のイメ-ジがある。 - ヨタレ( )
縫い目のふらつきを表す縫製の欠陥用語。 - ヨッティング・キャップ(yachting cap)
クルーザー(外洋航海用の大型ヨット)に乗る時よくかぶられる。上部は白かネイビー・プルーの布地、側面に黒の飾り紐が付けられ、前部に記章があるのを特徴とする。前びさしは硬く仕上げられている。 - ヨッティング・パーカー(yachting parka)
フード付きのヨット用ウエア。フードと裾に紐を通し、風が強い時はそれを締めて防ぐ。腹部に大型のカンガルー・ポケットが付きテリー・クロスなどで作られる。なにもヨットに乗る時だけに限らず、スポーツ・ウエアの一種としてシーズンを問わず使われている。 - ヨット・ライン・スニーカー(yacht line sneaker)
靴底の上部にロープ、甲に紐や赤などのストライプを特徴としたラフなスニーカー。
ら
- ライセンス(license、 licence)
"免許、許可証"の意。ファッション業界では、海外・国内の企業やデザイナーとの間の契約に基づいて認められた、ブランドやデザインの使用権、生産・独占販売権等のことを意味する。 - ライディング・コ-ト(riding coat)
乗馬用のジャケット。シングル・ブレステッドで三つボタンが高い位置に付く。シルエットはフィット・フレア-。 - ラウンディット・フロント(rounded front)
背広の前裾のカットで、丸くカットされているものの総称。もっとも一般的なデザインといえる。 - ラウンド・トウ(round toe)
靴の爪先のデザインで、丸い型になったもの。 - ラウンド・トップ(round top)
シャツの衿先が丸くカットされた型。ラウンド・ポイントとも呼ぶ。 - ラグランスリーブ(raglan sleeve)
肩を付けずに襟ぐりの上から袖ぐりの下までを斜めに切り替えてそのまま袖としたもの。ステンカラーコートなどによく見られる袖。イギリスのラグラン将軍が考案したらしい。 - ラミー(ramie)
苧麻(ちょま)。ラミーの晒し糸を原料にした平織り物。日本でも昔から栽培されていて亜麻(あま/リネン)とともに衣料用に使われています。植物学上ではラミーと苧麻は別物ですが、性質が似ているため繊維業界では、同義語としています。リネンに比べ、張りや腰があり、べとつかず、上品な光沢があり、白度が優れています。夏服をはじめ、ハンカチなどにも使われます。 - ランニングドレス(running dress)
ランニングシャツのような襟ぐりのワンピースのこと。
り
- リアル・クローズ(real clothes)
革新的でも超高額でもなく、生活に根ざした現実世界で着られる服のこと。普通の服ではなく、高級感があり、デザインも斬新で、やや高額な服という意味で一般的に用いられる。 - リゾ-ト・ウエア-(resort wear)
リゾ-トには行楽地、盛り場などの意味があるが、特に海辺、高原といった「避暑(寒)地」で着る服、またそこの行き帰りに用いられる服を総称する。 - リテイラ-(retailer)
「小売り屋」の総称。商品の生産者側(メ-カ-段階)から見てデパ-ト、専門店などの小売り業者をいう言葉。BR> - リネン(Linen)
亜麻繊維から作られる糸、織物などの総称。なめらかで、強く、光沢のあるのが特徴。「リンネル」と一般に呼ばれ、シ-ツ、テ-ブル・クロス、ハンカチ-フなどによく使われる。
る
- ルーズ(loose)
"ゆるい、大まかな、締まりのない"の意。対義語はタイト。 - ル-ズ・フィット(loose fit)
衣服が身体から離れて、ゆったりした状態のこと。タイト・フィットの反対語として使われる。また「オフ・ボデ-」のいい方もある。 - ルダンコト(redingote(仏語))
英語のライディングコート。乗馬用の上着のように上半身はフィットし、ウエストから下は自然に広がったコートのこと。 - ルダンゴト(redingote)
ライディング・コ-トのこと。英語のriding coatがフランス語になまったもの。17世紀から18世紀にかけての男性の日常服であった。現在の男子服の原形とされる。 - ル-プ・ヤ-ン(loop yarn)
表面にル-プ(輪)を持たせた変り糸のこと。 - ル-ミ-・ポケット(roomy pocket)
アクセントとしての大型のパッチ・ポケット自体が大きいだけではなく、プリ-ツやギャザ-をあしらったタイプのことである。
れ
- レイヤード(layered)
"層をなした、重ねられた"の意。主に重ね着を意味する。Tシャツの下から長袖を覗かせたり、ジャケットの裾からシャツの裾を出したり、70年代に発表されて以来、様々な手法が生み出されている。 - レイヤード・ルック(layered look)
重ね着をしたルックスの総称。セーターにカーディガンを重ねるなどの形はあったが、長袖シャツの上に半袖のニットウエアを重ねるといった着こなしは新しい。特に新しい感覚の重ね着をいうことが多い。「ニュー・レイヤード・ルック」の用語もある。ツイン・セットも新しいそれのひとつである。 - レイン・ハット(rain hat)
防雨用帽子。防水加工がほどこされ、六つハギ山としたものが多い。 - レインコート(raincoat)
雨の降る日に着られるコートの総称。現在では、ことさら雨天だけを対象にしたコートという考え方は少なく、トップ・コートやトレンチ・コートがコートのすべての機能を満たしていることが多い。狭く考えるならば、防水加工をほどこしたそれだけをの名称で呼ぶ。スリッカー。 - レースアップ(lace-up)
紐結びの総称。靴の紐結びもこの名で呼ばれるし、「レースアップ・フロント」といって、シャツの前開き部分やスラックスの前開き部分を意味することもある。 - レギュラ-・カラ-(regular collar)
ごく当たり前のシャツ・カラ-の一種。プレ-ン・カラ-とも呼ぶ。 - レギンス()
足先のない脚にぴったりと密着したタイプのレッグウェア。スポーツ色の濃いものはスパッツと呼ばれる。 - レザ-(leather)
皮革の総称。特に哺乳動物のそれをいう。その種類には「生皮」「毛皮」「なめし皮」がある。なお「皮」とは動物の生皮、原皮をいい、「革」は皮を変性させた「なめし皮」意味する。現在では、ファ-と並んでファッション性のある素材となっている。 - レザー・パッチ(leather patch)
カントリー調のツイード・ジャケットなどの肩やひじ部分に張り付ける革片の総称。 - レザー・ボタン(leather button)
皮でくるんだボタンのこと。カントリーなジャケットに多く使われる。ノーフォーク・ジャケットには必ず付けられるボタンである。 - レジメンタル・ストライプ(regimental stripe)
レジメンタルは英国の連隊を意味する。隊によって色、柄の使い方が異なる軍旗を使っていたが、これに見られる独特の縞柄をこの名で呼ぶ。「連隊旗縞」というのはこれにちなんでいる。非常に伝統のある柄だが、現在では主にネクタイの柄、特にトラディショナル調のそれの代表としておなじみである。ボタン・ダウンのドレス・シャツにレジメンタル・ストライプのネクタイとくれば典型的なトラッド・マンのVゾーンとなる。 - レ-ス(lace)
紐、また、すかし模様のある目の荒い織物のこと。糸を撚り合わせたり組み合わせたりして模様を形成する。機械編みレースと手編みレースの種類がある。シー・スルー・ルック向きとして、シャツなどに仕立てられることがある。 - レディー・トゥ・ウェア(ready to wear)
"すぐ着られるように準備された"の意で、既製服のこと。"レディーメイド(ready made)"と同義。
ろ
- ロイヤル・レジメンタル(royal regimental)
レジメンタル・ストライプの縞の間に、クレスト(紋章)を散らせた重厚感あふれる伝統的な柄の事。「クレスト・アンド・ストライブ」とも言う。 - ロー・ツー(low two)
背広上着、ジャケットの前ボタンの位置が、低めにとられた二つボタンのスタイルを総称する。Vゾーンが広く開けられることになる。 - ロー・ネック(low neck)
ネック・ラインのひとつで、丸衿をさらに低くカットしたもの。 - ローデン・コート(loden coat)
アルプスのチロル地方で使われる、ごく厚手のもの、毛足のある生地が「ローデン・クロス」である。この生地で作られた厚ぼったいコートで、ダブル・ブレステッド、前後にヨークを付け、トッグル(浮木型の木片)留めまたはボタン留めとされている。 - ローブ(robe)
室内で用いるゆるやかな膝下丈のガウン。サッシュ・ベルト、装飾的なローブなどで打ち合わされる。ドレッシー・ガウンとも呼ぶ。 - ローファーズ(Roafers)
モカシン・タイプのスリッポン・シューズの別称。本来、靴メーカーの商標であったが、一般化しカジュアルな靴として広く愛用されている。ディテールの変化も多いがその代表的なものはコイン・ローファーズまたはペニー・ローファーズ(甲にバンドがあり、そこに硬貨をはめることができる)、タッセル・ローファーズまたはモカシン・ローファーズ(房飾り付き)、グッチ・ローファーズ(金属飾り付き)などである。別に「ウィージャンズ Weejuns」とも呼ぶが、これはかつてノーウィージャン・モカシン、ノーウィージャン・スリッパーズ(共に - ロープド・ショルダー(roped shoulder)
背広の肩線の一種。肩先にロープが入っているような感じに見える、また、そうした作りになった肩線のこと。肩先が盛り上がっているのが特徴。以前ヨーロピアン、特にイタリアのジャケットによく見られた。ビルト・アップ・ショルダーと同じ。 - ロープド・ソール(roped sole)
デッキ・シューズ(船の甲板ではく用途を持ったスポーツ・シューズ)やエスパドリーユに見られる、靴底にロープ(縄)をあしらった軽快な靴のこと。 - ローライズ・スラックス(lowrise slacks)
股上のごく浅いスラックスの総称。ヒップ・ハンガー。 - ローン(lown)
非常に薄く、目のつんだ綿織物の一種。透けて見えることが特徴で、ドレッシーなシャツなどに使われる。北フランスのリネン産地、ローンで初めて作られたものである。 - ロゴ(logo)
もともとは印刷用語で、1語または1音節をひとつに鋳造した活字のこと。転じて、企業名、店名、ブランド名、タイトル名などをデザイン処理した連字活字のこと。 - ロック・ノット・タイ(lock-knot tie)
あらかじめセミ・ウインザー・ノットの結び目となったネクタイ。わざわざ締める手間が省けるのが特徴。日本ではループ・タイ、スナップ・タイなどがある。 - ロング・パンツ(long pants)
この場合のパンツは下着のそれであり、ステテコを意味する。とかく日本的な名称が失われているが、こうしたネーミングが多くなっている。ふんどしをクラシック・パンツの名で呼ぶこともある。 - ロング・ポイント・カラ-(long-point-collar)
シャツの衿型の一種で、長い衿先を特徴としたもの、10cm前後以上の長さで、衿開きは鋭角に狭くなっている。衿腰も高くなるのが普通である。 - ロング・ルック(long look)
英国調の上着丈を長くした典型的なシェープド・モデル。ロング・トルソー・ラインとも呼称する。 - ロング・ロール・カラー(long-roll collar)
シャツの衿型の一種で大きくロールうねるした4インチ約10㎝ほどの衿先を持つロング・ポイント・カラ-。なおアイビー調のボタン・ダウン・シャツは、衿がロールしていなければ本物とはいえない。 - ロンドン・ストラプ(London stripe)
シャツの縞柄の一種で、白地と比較的太い縞が等間隔に並び、ストライプ柄を形成したもの。
わ
- ワーク・ジーンズ(work jeans)
仕事用ののジーンズ、というよりブルー・インディゴのそれを言うニュアンスが近い。ファッション・ジーンズに対する言い方で、本来作業着であったジーンズを強調してあらわす言葉。 - ワーク・ブーツ(work boots)
作業用のごく丈夫なブーツ。くるぶしの上までの深さから、ふくらはぎの真ん中くらいまでの深さのものまであり、鳩目を多くとり、丈夫な紐で留める形式のものが多い。全体に荒いステッチ・ワークをほどこし、底も厚く出来ている。現在では本来の作業用ばかりでなく、その機能性を生かしてラフなカジュアル・ブーツとして多くはかれる。 - ワーク・ルック(work look)
作業着など実用的な衣料をファッション的に着こなそうとする流行の事。また、作業着からデザイン・モチーフを得て作られたファッションをいう。ワーク・ジーンズ、オーパーオールなどが代表的なアイテムで、ルーズ・シルエットである事が特徴とされる。ワーキング・ルックともいう。ファティーグ・ルック - ワードローブ(wardrobe)
"衣装戸棚、衣装ダンス、衣装部屋"の意。転じて、衣服全般をも表す。新分野に挑戦するという意味での、"衣服計画"を指すこともある。 - ワープ・ニット(warpknit)
「たて編み経編」のこと。ニットの組織は大別して「たて編み」と「よこ編み」に分けられる。たて編みはたての方向へ糸を積み重ねて編み地を作り、よこ編みはよこの方向へ積み重ねて作られる。より平坦でカッチリしており、伸縮性も少ない。ワープは「たて糸」の意味で、「よこ糸」はウーフ woof またウエフト weftである。なおたて編み機にはトリコット、ラッセル、ミラニーズ機の種類がある。 - ワイシャツ(shirt)
ドレス・シャツの日本的総称。ホワイト・シャツがなまったものである。「Yシャツ」の文字を当てることもある。カッターシャツと呼ぶこともあるが、これはカッター競技のユニホームに起因するという。元をただせばすべて「ドレス・シャツ」の事でになる。 - ワイド スプレッド カラー(wide spread collar)
ワイシャツの襟の形の1つで、襟羽の開きの角度が大きいもの。 - ワイド・スプレッド・カラー(wide spread collar)
シャツの衿型の一種。衿の開きが特に広いもの。この場合のネクタイのノットは大きくなるようにウインザー・ノットで締めることが必要。 - ワイド・ハード・ラベル(wide hard lapel)
背広、ジャケットの衿のデザインの一種で、ボールドな感じを強調するため、ワイド・ラベル(幅広の衿)に、かための芯地をいれて、かたい感じに仕上げたものをいう。極端に広くなりすぎた衿が、風でバタバタしないように考案されたものである。 - ワイド・ベルト(wide belt)
幅5㎝以上の幅広のベルトの総称。ジーンズ、アウター・ベルト用に使われる事が多い。なお一般的なベルトの幅は2.5~3㎝ぐらい。BR> - ワイド・レッグ・モデル(wide leg model)
上から下まで幅広いシルエットのままのスラックスの総称。フレアーしないで、直線的なところに特徴がある。 - ワイドウエル・ダイヤゴナル(widewale diagonal)
ダイヤゴナルで特に畝の間隔が広いもの。 - ワイルド(wild)
"野生の、野蛮な、荒々しい"の意。ファッション業界では、"野性的な、野性味のある"の意味で用いる。 - ワッシャー加工(washer finish)
水洗い加工のこと。薬品等を入れて自然なしわ感を出したり、着古した感覚を出したりするために用いられる手法。 - ワ-ドロ-ブ(wardrobe)
原意は衣装ダンス、衣装棚のこと。転じて「持ち衣装」のすべてを言う。自分が持っているコ-トから肌着、アクセサリ-ズまでの衣装、服飾品のすべてを意味する。また、アイビ-・ワ-トロ-プのように、ひとつのファッションに関する必要なすぺての品々を言うこともある。 - ワン・タック(one tack)
スラックスの前部のスタイルでタックが一本とられたもの。ほどよいフィット感を腰に与える。昭和40、50年代はノー・タック、平成へ入ってからはツー・タックが流行している。 - ワン・ポイント・マーク(one point mark)
一点だけを強調した飾りのこと。キャラクター・ブランドのポロ・シャツの胸に付くそれは代表的なものである。また靴下のサイドにも多く見られる。 - ワンピース・ヴァンプ(one-piece vamp)
ヴァンプだけで出来たごくプレーンなスタイルの靴。紐留めで黒の革のそれは、現在の典型的なトラディショナル・シューズだとされている。 - ワンピース・カラー(one-piece collar)
シャツの衿型の一種。見ごろから一枚衿で続いているタイプ。イタリアン・カラーの別名。 - ワンポイントマーク(one point mark)
シャツ等の胸やソックス等に入れられるアパレル企業のマークのこと。
その他
- 緯編(よこあみ)
ニットの二大組織のひとつ。横編とも書くが地球の経度と緯度になぞらえて、専門的には「緯編」という。横の方向から糸が供給されて編まれるものである。つまり横方向へ横線を積み重ねることによって編地ができあがるわけである。緯編機にはフルファッション編機などの横編機と丸編機がある。また形で分けると平型と丸型の二種がある。緯編の3原組織として、天竺編み(プレーン)、ゴム編み(リブ)、パール編み=ガーター編み(パール、リングス・アンド・リンクス)がある。特にパール編みは両頭編みとも呼ばれる。 - 海外ブランド(かいがいbrand)
外国のデザイナーや業者と提携して、国内で売られている衣料品の俗称。提携の形にはさまざまなものがあり、技術の供与を受けるもの、デザインを引き継ぐものなどのほかにネーミングだけを借用するものもある。ライセンス契約を交わすところから「ライセンス商品、ライセンス・ブランド」などの言葉もある。 - 滑革( )
タンニンで滑した革のこと。 - 衿腰(えりこし)
ドレスシャツ、スポ-ツ・シャツなどで、衿をか折りかえした内側の部分をいう。服のデザインによってこれが高低する。また、外側の背中の部分の高さのことは「衿越」と呼んでいる。 - 衿吊り(えりづり)
上着などの衣服をつるすために付けられたテープ状のもの。後衿の付け際や衿腰に付けます。ブランド名などを刺繍やプリントしてある場合もあります。最近では、首の内側ではなく、首下の表側に衿吊りを付けているカジュアルウェアもあります。 - 金の指貫き賞(de d'or(仏語))
フランス語で"デ・ドール"と呼ばれる賞。パリ・オートクチュール協会に加盟しているデザイナーの中から最もクリエイティブだった者に毎シーズン贈られる。 - 股上(またがみ)
スラックスで股から上の部分をさす。英語でライズ rise と呼ぶ。ハイライズ、ローライズ。対して股から下の部分は股下という。これを英語でインサイド・レングス inside length と呼ぶ。 - 生成(きなり)
コットン生地、毛糸などで生の状態(出来上がったばかりで染色などの加工が施されていない)をいう。また、その場合の少し黄味がかった自然な白のこともいう。オフ・ホワイトのこと。 - 段返り()
シングル三つボタンジャケットのトップボタンの、ボタン及びボタンホールが折り返る仕様のこと。 - 米式ズボン()
作業ズボンのひとつ。米軍の軍服を模したことからこの名がついた。 - 無彩色(neutral color)
白・黒・グレー等、色相のない色のこと。 - 杢糸(もくいと)
ファンシー・ヤーン(意匠撚糸)の一種で異なる色の単糸を2本または3本撚り合わせて作られたもの。使う色糸の数によって3杢、4杢などと呼ばれる。英語ではツイスト・ヤーン twist yarn といい、左撚りをZツイストと呼ぶ。
を
- なし
英数字
- A ライン(A line)
アルファベットの"A"の字のように上が小さく、裾が広がったシルエットのこと。1955 S/S パリコレクションでクリスチャン・ディオールが発表。現在でも根強い人気を誇る。 - AMFステッチ(和製英語)
ジャケットの衿やポケットの縁等にハンドメイド風に施されたステッチの総称。基布より太い糸のステッチを入れるので、ハンドメイド風に見え、手縫いの風合いが出る。このステッチを施すことができるミシンを開発したアメリカン・マシン・ファウンドリー社(旧American Machine & Foundry Co.。現在は AMF、 Inc.。)にちなんでこの名前が付けられた。現在は国産のミシンも存在する。 - UVカット繊維( )
紫外線(UV)を吸収し、熱を反射するセラミックスをポリエステル繊維に混ぜたり紫外線吸収剤を繊維にコーティングするなどの技術により、紫外線の透過量を減らした素材。
